同氏は去年、「狭い場所を出て広い所に行きたいと思っていましたが、身体が邪魔だと感じました。森の中を迷うにも、広い海の上で漂うにも身体が傷つくことを気にしてしまう。そんな思い通りにいかない体にうんざりしていたら『遠くに投げる』ことを思いつきました。体を遠くに投げたら広い平野に落ちて転がったり、広い海にポチャンと漂ったりするのではないだろうかと考えました。投げられた身体が徐々に塵になって、目という澄んだレンズだけが残って、光を収集し、収集したそれらが星となって消える前に絵という墓に納めています」というステートメントを発表。今回の展示と制作は、この続きとなっている。


これを機に「FUGA Dining」へ足を運び、店内で現代アートを身近に感じながら食事を楽しんでみては。

■“目の中の壁” 白石効栽 FUGA Dining Exhibition
会場:Restaurant & Bar FUGA
住所:東京都港区赤坂2-20-19 赤坂菅井ビル1F
期間:開催中~2025年1月10日(金)まで
営業時間:ランチタイム 11:00〜14:00、ディナータイム 17:00〜
展覧会URL:https://theartjapan.wixsite.com/culture-of-japan/shiraishi-exhibition-2024

(Haruka Isobe)