編集は月刊『歴史人』、執筆は、古代を水谷千秋さん、平安時代を福家俊幸さん・西原志保さん、鎌倉時代を遠藤明子さん、戦国時代を小和田泰経さん、江戸時代を安藤優一郎さん、明治〜終戦期を堀江宏樹さん、現代を山田昌弘さん・谷本奈穂さんが担当している。

100年後、未来の恋愛とは

※イメージ画像のため、実際の展示とは異なる場合がある

未来の章は、あるかもしれない100年後の恋愛に想いを馳せる展示となっている。

100年後の恋愛は、どうなっているのか。もしも、複数とのパートナーシップがあたりまえになったら、もしも、結婚制度がなくなったら、もしも、人口減少で出会いの数が少なくなったら。テクノロジーや価値観の変化と共に、恋も形を変えていくかもしれない。

「2124年の恋愛エッセイ」として、未来の章では、6名による6通りの恋愛の未来を想像するエッセイを展示する。

著者には、


映画監督の岨手由貴子さん、


アーティスト/歌手のコムアイさん、


ライター/アクティビストの佐久間裕美子さん、


音楽家のおおはた雄一さん、


文化人類学者の松村圭一郎さん、


小説家のカツセマサヒコさんを起用した。

来訪者参加型の展示も

※イメージ画像のため、実際の展示とは異なる場合がある

また、「恋のアーカイブ」として、来場者の恋愛観を声で録音するブースも設ける。

来場者にとっての“恋”を声で録音し、展示内でアーカイブ化。今を生きる人たちは、恋愛についてどう考えているのか?どんな恋愛をしてきたのか?来場者一人一人に問い、考えるきっかけになる参加型の展示となっている。

私たちにとって当たり前の“恋愛の形”も、過去においては当たり前でなく、非常識と捉えられたものもある。過去から未来へ、長い時間軸で恋愛を俯瞰することで、私たちの普通を問い直し、変わらない本質を見つめていく。

恋愛という身近なテーマで、歴史を知り、今の私たちの価値観に「なぜ?」を問い、少し先の未来を考える企画展。