製造の際、16種類のボタニカルをそれぞれ個別に蒸留した上で複数種類の原酒が作られ、それらの原酒を最適な配合でブレンドをすることで香味を決定。手間がかかる製法だが、この工程を経ることで、同社独自の世界観を香味で表現している。
なお、主要ボタニカルは、ジンとしての香りの主体で爽やかな香りの「ジュニパーベリー」、シトラスや枯草のようなジンらしい香りの「コリアンダーシード」、里山の木々で感じるグリーンな香りの「杉の葉」「クロモジ」、里山の下草を思わせるグリーンな香りの「笹の葉」「ヨモギ」。
里山の花々を思わせるフローラルな香りの「カモミール」、里山の土っぽさの「アンジェリカルート」「リコリスルート」、ほのかな甘みの「甘酒」、シトラスのような香りと辛みによるキレの「四川青山椒」、甘くスパイシーな香りの「シナモン」、シトラスの風味「柚子」、オイリーな香味の「雪つばきの種」「藪つばきの種」、大地の生命感の「舞茸」もラインアップしている。
また、ボトルは、水面や木立など自然の神秘性を表現。こだわり抜かれたデザインは、見る人、見る場面によって印象が違って見えるように設計・デザインされている。
水面のようであり、木立のようでもあり、森の中のような、田んぼがある風景のよう。見る人の心の中にある、曖昧だけどどこか懐かしい場所を思い出し、触れてみたくなるようなデザインだ。
「KUBOTA GIN」の希望小売価格は、700ml通常ボックスが5,500円(税抜)、700mlギフトボックスが6,000円(税抜)。アルコール度数は47度。オンラインショップのほか、12月19日(木)からは「久保田 NIIGATA」「酒(さ)楽(ら)の里 あさひ山 長岡駅ナカ店」「酒(さ)楽(ら)の里 あさひ山」でも購入できる。
「朝日酒造」について
「朝日酒造」は、水田と里山の広がる新潟県長岡市朝日で1830(天保元)年に創業。それから190年余、創業地の地内を流れる清澄な地下水脈の軟水と、地域の農家とともに研究を重ねながら育てている良質な酒米、そして、越路杜氏から継承する知恵と基礎研究による技術革新で、新潟産にこだわった真摯な酒造りを続けている。