そして今まで全く必要に感じたことがないけれども、最も必要だと感じたのが夜の外出時に使うライトです。なんといっても道が暗い。県道から1本入っただけで、外灯の数がぐっと減ります。

 また歩道がない道も多いにもかかわらず、乗用車やトラックが脇をすれすれにすっ飛ばしていくため、夜道が本当に危ない。ほかの人たちの様子を観察してみると、犬の散歩をしている人たちは皆、犬に何かしら光るものを装着させていますし、人によってはスマホのライトをつけながら道を歩いています。

◆好きなところに取り付けできるクリップ式のウェアラブルライト

最も必要だと感じた、夜の外出時に使うライト
最も必要だと感じたのは、夜の外出時に使うライト
 ここは夜道を歩くのに携帯する光が必要な場所。どうせ買うなら、素敵なデザインのものがないかいろいろ探していてたどりついたのがスウェーデンのブランドの「エクリプス」という名のウェアラブルライト。クリップ式になっているので好きなところに取り付け可能です。

 最近使い始めましたが、明るく光って頼もしい。これなら車の運転手からもばっちり視認されて、お互い安全でいられそうです。

クリップ式になっているので好きなところに取り付け可能
明るくなって安全に。光って頼もしい
◆暮らしに必要なものをそろえつつ…

スウェーデンのブランドBOOKMANのライト「エクリプス」
スウェーデンのブランドBOOKMANのライト「エクリプス」4620円(税込)
 郊外のそのまた外側での暮らしに必須のものは、まだ全部そろってはいません。

 全部をいっぺんにそろえるのは無理なので、これから革のアウトソールにヴィブラムソールを貼ったり、セカンドハンドのバブアーのフィールドジャケットを探したり、街歩きにも使えるトレッキングシューズを買ったりしながら、徐々にそろえていきつつ、もう既に持っているお出かけ用のモードな服を着るために、定期的に都会にお出かけしたいと考えています。

◆筆者私物:BOOKMAN「ライト エクリプス」4620円

<文/小林直子>

【小林直子】

ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。