室内で漂白剤を使うときは「窓を全開」にして、換気をしておきます。作業中は、ゴム手袋、マスク、長袖の服も忘れずに!

【黒カビ除去掃除】②:白い刷毛で漂白剤をカビに塗布

黒カビがびっしり(C)maki_organize
黒カビがびっしり(C)maki_organize
原液ではないので、床材への刺激も強くない(C)maki_organize

②白い刷毛に薄めた漂白剤をつけて、壁紙に薄く塗り広げるように散布。

 床まで洗剤が垂れやすいので、古いバスタオルや養生テープでガードをする必要があります。またプロは霧吹きボトルを使いますが「刷毛」のほうが飛び散り(目や髪に付くリスク)が少なく扱いやすいです。

洗剤が垂れやすいのでガードを(C)maki_organize

【黒カビ除去掃除】③:マイクロファイバータオルで水拭き

③水で濡らして硬く絞ったマイクロファイバータオルで、水拭きを繰り返す。

  刷毛で塗り広げると、瞬く間に「黒カビ」が消えていきました。巾木と壁紙の隙間に入らないように、素早く作業しましょう。

【黒カビ除去掃除】完了

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(After)6時間ぐらい窓を開けられる日に決行(C)maki_organize

 小範囲の汚れなら、自力でも写真のようにキレイになります。巾木と角に溜まった黒カビと頑固なシミは、歯ブラシ(先端を短く切る)を使ってこすり落としました。

【黒カビ除去掃除】自力で作業するときの注意点

コンセントへの水濡れ(洗剤)は、とくに注意(C)maki_organize

 自力で黒カビを除去できるのは腰より下の小範囲に限ります。腰よりも高い天井や複数箇所にカビが発生している場合、壁紙がめくれたり膨らんでいる場合、窓枠が傷み湿った状態などは、壁の内側からの判断が必要なので内装業やカビの専門会社に相談しましょう。