「倨傲(きょごう)」とは「おごり高ぶって相手をみくだす」という意味。

冒頭でお話したように元は中国語で「ピンイン」と読み、意味は日本と全く同じになります。

また、「倨」にも「傲」にも「おごる」「あなどる」という意味があるため、同じ意味の字を重ねることで、より意味合いを強化した熟語ですね。

ちなみに、「倨傲」をさかさまにした「傲倨(ごうきょ)」という言葉がありますが、こちらも意味は全く同じです。

最後はこの漢字!「矜恃」

「矜恃」の読み方をご存じでしょうか?

「矜」は「吟(ぎん)」に、「恃」は「持(じ)」に、それぞれ似ているため「ぎんじ」と読みそうになりますが、残念ながら間違い。

それでは一体何と読めば良いのか…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「矜恃」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 2文字目は小さい「ょ」です
  3. プライドや誇りのこと

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「矜恃」の読み方!正解は?

正解は「きょうじ」です!

「矜恃(きょうじ)」とは「プライドや誇り、自負など」の意味をもつ言葉。

  • 矜恃が傷つけられた
  • 専門家としての矜恃を持つ

などと使います。

冒頭で紹介したように「ぎんじ」と読むのは間違いですが、実は「きんじ」という読み方は慣用読みとして認められています。

慣用読みとは、多くの人が間違って読んだせいで定着し、一般に広まった読み方のこと。

しかし、本来の読み方は「きょうじ」なので、この機会に覚えておいてくださいね。

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