GNホールディングス傘下の「mino-lio(ミノリオ)」が、クラウドファンディングサイト・READYFORにて、11月29日(金)より、リサイクルオイルを活用し、脱炭素にこだわった、資源循環型農業から生まれたいちごの予約販売をスタートした。

物価高騰で「こども食堂」にも影響が

物価高騰の影響を受け、いちごも決して安価に購入できる青果ではなくなってきた昨今。いちごの価格だけでなく、様々な物の価格が高騰することにより、多くの人の生活に影響が出てきている。

社会問題となっている物価高騰の影響を支える活動の中に、「こども食堂」がある。近年、「こども食堂」の利用者は増加傾向にあるが、「こども食堂」の多くの運営はほとんどボランティアで成り立っているのが現状だ。

資源循環型農業のいちご栽培を確立

一方、群馬県高崎市に本社を構える「mino-lio」は、昨年クラウドファンディングを通し、多くの人から支援を受け、新しい資源循環型農業のいちご栽培を確立。

資源循環型のいちご農園「ぐるりいちご農園」を運営し、自動車の廃エンジンオイルやプラスチック容器をリサイクルして生まれた、再生エネルギーを活用し、地球にやさしいちごづくりを行っている。

「やよいひめ」と「よつぼし」を栽培

「ぐるりいちご農園」では、カネコ種苗監修の元、いちごが育つために最適な環境作りに日々取り組んでおり、群馬を代表する品種であり大粒で甘みが強い「やよいひめ」と、適度な酸味と濃厚な甘さが特徴の「よつぼし」を栽培。「ぐるりいちご農園」の「よつぼし」は、「第2回 全国いちご選手権」で入賞した。

※画像はイメージ

「やよいひめ」は、2005年に品種登録された群馬県生まれのいちごで、粒が大きく、少しオレンジがかった明るめの赤色が特徴。甘味が強くてまろやかな酸味がある。

※画像はイメージ

「よつぼし」は、2017年に品種登録された「種子繁殖型」のいちご。甘味が強く、酸味も適度にあるので濃厚な甘酸っぱさを味わうことができる。

美味しいいちごを、こども食堂の児童たちに届けたい