いつも cinq をご覧の皆様。明けましておめでとうございます。今年も皆様にとって役立つコラムを書いていきますので、どうぞよろしくお願い致します。 さて、正月も過ぎ、仕事が始まった方も多いはず。今回は「あがり症の克服方法」を伝授します。新年を迎えた今、あがり症を治して良い年にしましょう。
あがり症が原因でいつものパフォーマンスが出せない…
仕事で大事な会議やプレゼンがあった時、前もってしっかりと準備をしていたにも関わらず、緊張のせいでいつものように話せなかったことや失敗して後悔したことがありませんか?
「あがり症」を治したいと悩む人はとても多いものです。自分らしさやいつものパフォーマンスが発揮できないと悩んでいる人はぜひ、あがり症を克服するための手段を知っていきましょう。
そもそもなぜ人間は緊張してしまうのか?
人間には交感神経と副交感神経というものがあり、交感神経が「興奮、血圧上昇、瞳の拡大、緊張」などをもたらします。交感神経が優位なシチュエーションは、仕事中や喧嘩中、運動中などに優位になります。
一方副交感神経は「リラックス、瞳の縮小」などをもらたします。食事や睡眠時などに副交感神経が優位になります。つまり交感神経が優位になり、神経のスイッチが闘争反応側に入るから緊張するという仕組み。
慣れない仕事や、普段なかなか起きないシチュエーション、身体を大いに動かすなどをすると、交感神経のスイッチが入るのです。この神経のおかげで素晴らしいパフォーマンスが出来たり、対人関係を円滑にすることができます。もし交感神経が無く、常にリラックスしている状態が続いたとすると「初めてやる仕事だけど、適当にリラックスしながらやろう…」という気持ちになり、準備不足や不真面目な態度からあなたの評価が下がる原因になってしまうこともあります。つまり必ずしも「緊張=悪」というわけではないのです。緊張するのも、それなりに良い理由があるからこそ。今の人間にもその身体的反応が残っている理由なのです。