整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。
頭の中を定期的に片づける
頭の中に、やらなければいけないこと、やりたいこと、気になっていること…などがたまってくると、わたしはとても疲れてきます。娘も同じらしく、受験生の今年は特に、「(やらなきゃ、と)気になってることが多くて頭の中がごちゃごちゃして疲れる」としょっちゅう言われるように。定期的にそれらの「タスク」を一緒に整理し、減らすようにしています。
たとえばある日。こんな感じで娘とわたしの頭の中はごちゃごちゃしていました。
娘の片付けたいこと
勉強
・勉強机横の棚の片づけ
・プリンターを使えるようにする
・大学に見学に行く
・今通っているのとは別の塾の体験授業に行く
それ以外
・お金の精算(お小遣いで出す分と、わたしに請求する分の計算)
・欲しい服をネットで買ってもらう(わたしに)
・欲しいLINEスタンプを買ってもらう(わたしに)
わたしが片付けたいこと
仕事
・飲み会の欠席連絡(アンケート回答)
・有休をスケジュール登録してブロック
・主務、兼務それぞれでまとめている夏休みの休暇予定表入力
・Slackで連絡する内容の下書き、タイマー送信設定(送り忘れ防止)
・数値集計
・上司との面談で話すことの整理
・定例ミーティングのアジェンダ記入
・作成中の原稿修正
家事
・粗大ゴミの処理券購入
・ハンドソープ購入
・ボディーソープ購入
・うさぎの爪切りに連れて行く
など。ひとつひとつは小さなことですが、たまってくるとこれが頭を疲れさせます。モノが多いと管理が大変になってしまうのと同じで、頭の中に気になることが多いとそれらを「持っておく」ことにエネルギーを要すると感じています。