月々3万円でNISAで本当に挽回はできるのか?

定年まで30年近くある30代が、3万円ずつ30年積み立てると、年間平均利回り6%で3014万円の資産ができます。このうち元本は1080万円ですから、倍以上に増える計算です。5%でも2497万円と、元本の2倍以上になります。

さらに13%の利回りをたたきだせれば、投資額は同じく毎月3万円でも、30年後には資産は1億円を超えることになります。こうなったら、いわゆる「億り人」の仲間入りです。

NISAのつみたて投資枠は年間120万円、月々10万円なので、上限の10万円を毎月積み立てると、13%なら1億円を超えるのに20年しかかかりません。

年利回り13%は、日経平均でもS&P500でもナスダックでも過去の実績からみると理論上は実現できない数字ではないが、実際には難しいでしょう。しかし、5%や6%なら絶対に無理、ではないでしょう。

投資を成功させるためには、長く続けたほうがいいと言えます。相場は上下し、ときには暴落もしますが、長い期間をかければ損も取り戻せる可能性が高くなります。歳を取れば給料は上がるかもしれないが、反面、結婚や出産、子育て、マイホーム購入など出費も増えます。

長く無理なく投資を続けるには、そうした将来を見据えて、少しでも早く、今から投資を始めることです。

スタートは月3万円でも、収入の増加にあわせて、先取り貯金の額を増やしていけば、それだけゴールは近づくはず。

新NISAのつみたて投資枠で「非課税」「長期の複利効果」「天引き」の特徴をフル活用して、まずは30代の平均に追いつきましょう。

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文/編集・fuelle編集部