テーブルにメニューの一部が紹介されています。ほかにもたくさんの料理があるのに、控えめというかなんというか……。

 個人的には、テーブルにメニュー表はあったほうが楽しめるのですが。

テーブルに貼られているメニューの一部(写真:サイゾーウーマン)

【松のや】「トマトアジフライ定食」930円を実食

トマトアジフライ定食(写真:サイゾーウーマン)

 トマトアジフライ定食がこちら。ご飯は普通盛りで、味噌汁の具はわかめです。

 トマトソースの上にはパセリが降り掛かっています。ソースには、大きめにカットされたトマトが確認できます。ソースだけでも食べ応えありそう。

アジフライのアップ(写真:サイゾーウーマン)
トマトのサイズが大きめ(写真:サイゾーウーマン)

 アジフライのサイズは尾を除いて約9cm、最大幅約9cm。ソースの水分でビチャッとなりそうなので、さっそく一口食べてみます。

 ……ソースが合わない……? 酸っぱ! と声が漏れそうなほど、酸味が強めです。冷やしトマトをおかずに米を食べるほどトマトが好きな筆者ですが、ちょっと衝撃を受けるほど。

 ただ、アジは身の厚さもあって食べ応えバツグン。一口目はビックリしましたが、「イタリアの漁港にあるレストランで食べている」設定にして、もう一口運んでみます。

イタリアンだと思えば……(写真:サイゾーウーマン)

 ……イケる。「イタリアではこうやって料理するんですね~。日本とは違うなあ」と食の異文化交流として受け止めることができました。これはこれで、キリッと冷やした白ワインと合わせたいですね。

 とはいえ、やっぱり食べ進めるごとに、トマトソースの軽やかなイタリア感と、アジフライのどっしり感がチグハグに感じられます。ソースを生かすならフライよりもフリットのほうがよさそう。

しょうゆをかけると安心の味わい(写真:サイゾーウーマン)

 トマトソースのかかっていない、端っこのほうにしょうゆをかけて食べてみると、安心する味わい。アジフライっておいしい! っとシンプルに喜びが沸き上がります。