自治体はマイナンバーカードの情報を基に、年齢や居住地域などに応じて避難指示を住民一人ひとりのスマートフォンへ通知でき、住民は自身に合った情報を迅速に受け取ることが可能だ。
災害時の職員の業務負担軽減にも貢献
また、自治体が災害情報共有システムのLアラートで災害情報を発信すると、「ポケットサイン防災」に自動連携されて住民のスマートフォンにプッシュ通知が届く。災害時の職員の業務負担が軽減につながるだろう。
さらに、避難所に掲示されたQRコードをスマホで読み取るだけで、避難所へチェックインして入所登録が完了するというメリットも。避難所におけるニーズ調査などのアンケートにスマートフォンから回答できるアンケート機能もあり、自治体は避難所ごとに年齢別、男女別などニーズを細かく適時に把握できる。
「みやぎポイント」のミニアプリも公開
そのほか、同日より「ポケットサイン」に宮城県の公式地域ポイント「みやぎポイント(みやポ)」のミニアプリも公開となる。
「みやぎポイント」は11月現在、県内のスーパーやドラッグストア、百貨店など約1000店舗で1ポイントを1円として、2025年1月6日(月)~2月28日(金)の期間に利用可能だ。店舗名は12月上旬に「みやぎポイント」総合サイトで公開予定。店舗に設置されたQRコードをアプリで読み取り、ポイントで支払う方式となる。
宮城県では、「みやぎ防災」を登録した人の中から、抽選で1人3000円相当のポイントを8万名に付与。ほかにも、「みやぎポイント」ミニアプリの友達紹介機能で5人が新規登録した場合、紹介者に500円相当のポイントを2回を限度に付与する。
災害が起きた際の迅速な情報取得をはじめ、さまざまなメリットを持つ「ポケットサイン防災」に注目だ。
「ポケット防災」の導入ニュース:https://pocketsign.co.jp/news/66
宮城県の「ポケットサイン」アプリダウンロード案内サイト:https://digital-id-app-campaign-2024.pref.miyagi.jp
「みやぎポイント」総合サイト:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/fukensui/miyapo.html