また、NTTドコモ、H2Lと味覚共有技術「フィールテック」を共同開発。今年9月には、脂質ゼロの油を生成する「Virtual Oil Generator」、脂質・糖類ゼロのクリームを生成する「Virtual Cream Generator」を発表した。

パネルディスカッション参加者のプロフィール


パネルディスカッションのモデレーターを務めるのは、日本総合研究所 プリンシパルの東博暢氏。東氏は、浜松市ベンチャー支援アドバイザー、浜松市デジタル‧スマートシティフェローも務めている。

続いて、パネリストを以下に紹介しよう。


浜松医科大学学長参与兼はままつ共創リエゾン奏 代表取締役の山本清二氏は、2011年に「はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点」を創設し、医療機器開発から薬事相談まで幅広く支援。今年より現職に就任し、産学官連携による医療イノベーションの更なる発展に尽力している。


聖隷福祉事業団 保健事業部聖隷健康診断センター健康支援課 管理栄養士の池谷佳世氏は、浜松ウエルネス推進協議会の協力を得て、2021年3月「栄養はなまる弁当」を発売。旬の浜松産食材を使用し、季節ごとにメニューを変えながら、第15弾まで販売するヒット商品となっている。


キリンホールディングス ヘルスサイエンス事業本部 ヘルスサイエンス事業部新規事業グループの佐藤愛氏は、明治大学 宮下芳明研究室と共同で「エレキソルト」の前身となる技術を開発。2020年よりエレキソルトプロジェクトを発足。「おいしい食事のある人生を、すべての人に。」をモットーに、同事業を推進している。


ウェルナス 代表取締役の小山正浩氏は、健康になりたい、美しくなりたい、運動能力を高めたいなどの個人の目標達成に必要な栄養素を見つけ出し、その栄養素を最適なバランスで含んだAI食のメニューを提案するスマートフォン向けアプリ「NEWTRISH」をリリースしている。


農林水産省大臣官房新事業・食品産業部新事業・国際グループ 新事業創出専門官の川口貢氏は、食料自給率、商品先物取引、農商工連携、食品表示一元化・原料原産地表示見直し(消費者庁)、大規模災害時の食料支援などを担当し、2023年10月から現職に従事している。