以上が「長生きみそ汁」の素となる「長生きみそ玉」の作り方です。これを150mlのお湯に溶かせば、「長生きみそ汁」の完成!
4つの素材を組み合わせた「長生きみそ汁」は、具を入れなくても1杯で栄養たっぷり。
週末などにまとめて「長生きみそ玉」を作っておいて、毎日マグカップでお湯を注いでスープ感覚で飲めばいいわけですね。
さらに、普通のみそ汁のように具材を追加すれば、その効果はさらにアップします。リコピンたっぷりのトマトをまるごと使ったレシピなどはいかがでしょうか?
作りおきして毎日使えるため、忙しい朝や遅く帰った夜に、さっと1杯。1日のスタートや終わりにも最適です!
◆長生きみそ汁で、シミ、シワ、たるみなどを防ぐ
美容効果の面から特に注目したい成分は、りんご酢のリンゴポリフェール、玉ねぎ・大豆に含まれるファイトケミカルです。この2つには、活性酸素を撃退する抗酸化作用があります。特にリンゴポリフェノールの抗酸化作用は強力で、なんとセサミンの17倍。
「抗酸化作用は美容のキーワードですが、そもそも活性酸素は体内に入った細菌やウイルスを撃退してくれる、健康に欠かせない存在です。ただし、問題は増えすぎたとき。強いストレスや喫煙、過度な飲酒、肥満などによって活性酸素が増えると、健康な細胞まで酸化させて傷つけ、体内の組織が衰えていってしまうのです。この作用はよく『体がサビる』と表現されます。
体のサビは、疲れや息切れしやすくなるほかに、肌のシミ、しわ、たるみや白髪、抜け毛となって現れます。また筋肉量が落ちてしまうため、基礎代謝が下がり、太りやすい体になるのです」(小林先生)
この増えすぎた活性酸素を、リンゴポリフェノールとファイトケミカルのダブルの効果で撃退してくれるのが、「長生きみそ汁」だということです。
◆長生きみそ汁で腸活、基礎代謝アップ、冷え性改善も