黒龍酒造は、創業220年の節目を記念した特別な「黒龍3本セット」を、12月中旬より限定発売する。
三代それぞれの時代をイメージした「黒龍」
黒龍酒造は、1804年の創業以来、歴代蔵元に受け継がれる「良い酒を造る」という理念を礎に、品質第一の酒造りを行ってきた。
今回、2024年に創業220年を迎えた節目に合わせ、歴代蔵元の中でも現在につながる昭和から令和の三代に焦点を当て、それぞれの時代をイメージした「黒龍」を特別に醸した。
佐藤卓氏がデザインを担当
発売される「黒龍3本セット」のデザインは、「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」のパッケージデザインをはじめ、グラフィックや商品ブランディング、企業CI等を中心に活動するTSDOの代表取締役会長・佐藤卓氏が手がけている。
佐藤氏は、「黒龍酒造が220周年を迎え、その記念に六代目、七代目、そして現代の八代目をイメージして三本の特別な酒が醸されました。そのラベルには、力強い筆の祓『はらい』を表現に用いました。上から下に向かって祓ったもの。左下から右上に向かって祓ったもの。右下から左上に向かって祓ったもの。それぞれ三種類の祓です。
これは六代目の頃から使用されている黒龍の『三つ爪』マークの、それぞれの爪ではらった跡をイメージしています。三方向から龍の爪に支えられて黒龍酒造が歴史を刻み、それぞれの酒はその三つの爪でお祓いをされているかのように。そして、六代目が縦に一本柱を立て直し、七代目八代目がそれを支え、さらに洗練させてきたというイメージを重ねてラベルデザインを完成させました。
ラベルには、六代目 義太郎、七代目 正人、八代目 直人の頭文字をとり、長年黒龍酒造がお世話になってきた書道家・吉川壽一先生に揮毫していただき、落款として左下に入れさせていただきました。色につきましては、全体が黒龍の黒ベース。ラベルは力強い筆の祓に艶を抑えたシルバーを使い、力強さに冷静さを掛け合わせています」とコメントしている。