「tayorie」は、残された人たちが安心して未来を歩めるよう、「頼り」になる存在でありたいと願っているという。

tayori代表取締役・小松実咲氏のコメント

tayori代表取締役・小松実咲氏は、以下のようにコメントしている。

「サービス開発のきっかけは、私(代表:小松)が幼少期からお世話になっていたご夫婦の旦那さんが突然亡くなったことでした。いつもそばにいると思っていた人が突然いなくなった悲しみを感じる中で、奥さんがこう言いました。

『夫からの言葉が何か一つでも残っていたら、気持ちの持ちようも違ったのにね』その言葉と彼女の表情を、私は一生忘れることができません。『残された人の気持ちに少しでも寄り添うことができるサービスを作らなくては』と強く感じ、サービス開発に取り組む決意を固めました。

(中略)大切な人との突然の別れに直面したとき、tayorieが少しでも心の支えとなり、前を向いて生きていく力を届ける。そんな未来を目指して、これからもtayorieを進化させていきます。」

「tayorie」を題材にしたショートドラマを公開

「tayorie」の公開にあたり、GOKKOが運営するショートドラマクリエイター集団・ごっこ倶楽部によって、「tayorie」を題材にしたショートドラマが制作された。

このドラマでは、結婚を考えていた恋人が不慮の事故で突然音信不通になり、絶望する彼女に対し、「tayorie」を通じて彼からの最後の想いが届き、彼女はその想いを受け取ることで前を向く、というストーリーが描かれている。視聴後、誰にでも平等に訪れる「死」について考えるきっかけを与える内容となっている。

ごっこ俱楽部は、今回制作したショートドラマについて、以下のようにコメントしている。

「私たちは『日常で忘れがちな小さな愛』をテーマに縦型ショートドラマを作り続けています。プロダクトに込められた『残された大切な人にも笑って生きてほしい』という想いに深く共感しました。この想いを、私たちはドラマという形で届けたいと思いました。