■祇園
20年に準決勝進出を果たすも、敗者復活戦の直前に木崎太郎が新型コロナウイルスに感染したために出場を辞退せざるを得なかった祇園。その後2年は準々決勝どまりだが、ラストイヤーの今年に賭ける。すでに関西では、なんばグランド花月での単独ライブや全国ツアーも経験している実力者だが、木崎は上京すると「東京アレルギー」を発症し、蕁麻疹が出てしまうのだという。大丈夫なのだろうか。
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そのほか、先日からニッポンの社長・ケツに執拗に絡まれている真べぇ擁するダブルアート、ミルクボーイや金属バットらとユニット「漫才ブーム」を結成して腕を磨いてきたツートライブ、「ニコニコさかい」ことツッコミの酒井啓太がTikTokで55万人以上のフォロアーを集めるリニア、「ダンソン!」のバンビーノ、今年7年ぶりに『キングオブコント』ファイナルに残ったジグザグジギーなどが今年のラストイヤー組。
さらに、さらば青春の光、ぺこぱ、ウエストランドも今年まで出場権があるが、こちらはエントリーしていない。
夏に1回戦が始まった彼らの『M-1』が秋口で終わるか、年末まで続くのか、予選から目が離せない。
(文=新越谷ノリヲ)