システムキッチンのサイズは1.8メートル。一般的なサイズが2.1〜2.7メートルなので、いわゆるコンパクトタイプです。30cm幅の引き出しが不足しているので、収納スペースが足りません。食器類も収納していますが、キッチン前のスペースを確保したいので、食器棚を置く予定はないとのこと。

 次からは、引き出し①〜⑥のビフォーアフターと収納のポイントを解説していきます。

①シンク真下 ビフォーアフター:深めの引き出しは「タテ入れ」が◎

(Before)深めの引き出しに、ポリ袋ケースは「NG収納」(C)maki_organize
(After)仕切りケースは、100均のファイルボックス(C)maki_organize

 まずはストック用の袋類の数を減らしました。次に100均のファイルボックスを設置して、今使っている消耗品(ラップや袋類)と水切りカゴ、ボウル、洗剤を仕切り収納していきます。

 ビフォー写真のように「ヨコ置き」をすると、上の空間が余るのでモノが積み重ねられていくことに。すべての道具を「タテ入れ」に直すと、取り出しやすく散らかりにくくなります。

①シンク真下のポイント:入れ替えは不要!「ポリ袋」の収納法

「A4バインダースタンド スリム(横幅5.7cm)」を使用(JANコード:4973430019200)(C)maki_organize

 100均のポリ袋ケースに入れ替えていた、袋類のすべてを、ケースから外しました。引き出しが深めの場合は、保存袋の箱入りのままが正解。箱のサイドを少し切って、中身が見えるように「タテ入れ」すると、取り出しやすく散らかりません。

 なお、このままだと倒れてしまうので100均で売っている「A4バインダースタンド スリム(横幅5.7cm)」に入れると安定します。

②シンク下:大きな引き出しは「食器入れ」に変更

(Before)余った空間がいっぱい(C)maki_organize
(After)100均のファイルボックスなどを活用しました