今回発売された記念酒は、加藤氏がこだわり抜き、贅を尽くした再仕込み酒で、平安時代の古文書「延喜式」に記述のある酒で酒を仕込む製法で造られた。水の代わりに、酒米の最高峰とされる山田錦を精米歩合35%まで磨いた純米大吟醸で仕込んでいる。
再仕込みを繰り返し、味わいをつなぐこと6年。そこからさらに3年熟成させた、加藤氏自身が「秘伝であり希少」と語る渾身の作品だ。そんな同商品では、多層的な香り、重厚で深い味わいながら透明感のある後味の良い甘さが楽しめる。温度は5~10℃、もしくは常温がおすすめだ。
またパッケージとして、贅を尽くした再仕込み酒にふさわしい木箱を特別に作成。御所野蔵や加藤氏、再仕込み酒についての説明、秋田県出身で作家の井川直子氏の特別寄稿などを盛り込んだ小冊子が内封されている。酒にはシリアルナンバーが入っており、購入者の期待感や特別感がより高まりそうだ。
これを機に、現代の名工が醸した贅沢かつ複雑な味わいを堪能してみては。
■高清水 全国新酒鑑評会20回連続金賞受賞記念酒720ml
発売日:11月20日(水)
価格:22万円(税込)
成分等:精米歩合35%(山田錦100%使用)・アルコール分17.5%
関連ページ:https://www.takashimizu.co.jp/news/information/4202
(Haruka Isobe)