焼き上げた後は、溶かしたバニラ入りバターにじっくり漬け込むことで、しっとりとした口当たりと上品な香りをプラス。仕上げにバニラシュガーでコーティングし、袋を開けた瞬間にふわっと広がるバニラの香りが特徴だ。
今回のシュトーレンの主役は、インドネシア産プランフォリア品種バニラと、佐渡島の農家「farmer おおば」の甘み豊かなあんぽ柿。バニラブランデーに漬け込んだ、あんぽ柿の甘い味わいと、インドネシア産バニラ(プランフォリア品種)の風味が絶妙にマッチした、豊かな味わいを楽しむことができる。
また、今年の新たな試みとして、産地の違うアプリコット2種をブレンド。甘く豊かな香りを持つアプリコットと、酸味が際立つアプリコットの組み合わせで奥行きある風味に仕上げた。
さらに、表面をサクッと、中はしっとりとした食感に仕上げるため、やや強めに焼き上げているのも特徴。このひと工夫により、軽やかで飽きの来ない味わいが生まれ、一口ごとに異なるフルーツの風味が楽しめるという。
バニラブランデーで漬け込んでいるが、アルコール感は控えめで、だれでも食べやすい仕上がりとなっている。
「シュトーレン・ヒューモルガン」の販売場所は、「Hugh Morgan」日本橋三越本店と公式オンラインショップ。販売期間は12月25日(水)までだ。
特別な焼き菓子「サブレ・ドゥ・ノエル」
3つ目のクリスマス限定スイーツは、香り豊かなスパイスとバニラが織りなす、ホリデーシーズンにぴったりの特別な焼き菓子「サブレ・ドゥ・ノエル」2,160円(税込)。主役のジンジャークッキーには、マダガスカル産プランフォリア品種バニラと徳島県宮崎農園の「黄金生姜」を贅沢に使用している。
さらに、カルダモン、クローブ、ナツメグが、バニラとともに生地に練り込まれ、冬にぴったりのスパイシーで爽やかな風味に。生地には、ピーカンナッツやコクのあるキビ砂糖も加えられており、バニラの甘さとスパイスのバランスが絶妙で、スパイスが苦手な人にもオススメだ。