藤本育成会 大分こども病院(以下、大分こども病院)が、医療施設やクリニック向けに、LINEで順番待ちや呼び出し通知が可能なサービスを開発・提供する、ブレイブメディカの行列対策サービス「matoca(マトカ)」を導入。ブレイブメディカが、電話対応業務やコストを大幅に削減した事例インタビューを公開した。

スムーズな診療案内に努めるべく「matoca」を導入

大分こども病院は、大分県大分市にある小児を専門とする民間の救急病院で、多い日は1日300人以上が来院。365日24時間診察を行っており、夜間も直接来院すれば受診可能という患者に寄り添った病院だ。

これまでも整理券システムを導入していたが、院外で待つ患者には電話呼び出しもしているなど、患者の呼び出しに課題を抱えていた同院。スムーズな診療案内に努めるべく、「matoca」を導入することとなった。

ブレイブメディカが提供する「matoca」は、行列対策や3密回避対策として、飲食店を始めクリニックや自治体、イベント会場などに広く導入されている行列対策サービスだ。

や電話代負担や無断キャンセルなどの課題が

大分こども病院では、「matoca」導入以前のシステムは、保護者がサイトにて順番を確認しなければならなかったので、順番になっても4割程度が院内に戻ってきていなかったとのこと。

院内に戻っていない場合は、受付スタッフが電話をかけることが業務負担になっており、特に夜間は間違い電話のリスクも高くストレスになっていたという。

病院側が電話代(コスト)を負担するうえ、保護者や患者によるキャンセル方法がなく、仕方なく無断キャンセルが発生していたことも課題であったそうだ。

設定した順番になったら自動でLINEを送信

「matoca」導入後は、事前呼び出し機能で、設定した順番になったら自動でLINEに通知が送られるため、8割以上が順番までに帰院。院内に戻っていない場合も、ボタン1つでLINEに通知を送れるため、電話をかける業務がなくなったという。