■校長が懲戒処分に
この騒動を聞きつけた現地の教育委員会は、学校給食に対し全面的な調査を開始。すぐさま監督不行き届きの名目で校長を懲戒免職処分し、支払われた給食費は全て返金する対策をとったことがわかりました。
また、どのような状況でカビたゆで卵が配送されたのかも保健所が調査を行っているとのことです。
ネットからは「気持ち悪い」「学生さん可哀想」といった怒りの声が噴出。頻発する中国の「食品問題」に疑問を呈するユーザーも見受けられました。
■根深い食品衛生問題
日本でも「段ボール肉まん」や「毒入り餃子」など様々な食に関する事件が報道されたことから、「中国産は怖い」というイメージをどうしても持ってしまう現状。
国が大きすぎるあまり、きちんと管理された工場や畑がある中で、この様な悪徳業者の母数が多くなってしまうことも事実です。
今回被害に遭った学生たちは不運としか言いようがありませんが、こうした告発を恐れずに行っていくことが、今後の食品安全の鍵となるのかもしれません。それにしても、校長を処分して済む話ではないと思いますが…。