数年がたち、画一的な花や植物での表現に限界を感じ始めていた頃、ある世界的アートコレクターと出会い、納品後に傷ついた植物を見て発した彼の一言、「闘う植物は美しい」に衝撃を受けたという小田さん。
以来、植物選びの基準を、整った美しさから、『いい顔』をしているかどうかに変える。独自の視点で植物を捉え、美しさを見出した一点物の植物を扱うことを決心し、2012年、独自の美しさを提案する植物屋「叢-Qusamura」をオープンした。
個展では作品を展示・販売
11月22日(金)~2025年1月14日(火)の個展開催期間中、江田島荘宿泊者は自由に観覧可能。また、12月2日(月)~5日(木)、2025年1月6日(月)~10日(金)10:00~18:00は一般公開日となっている。
期間中は館内をギャラリーとし、『トゲのイス』のほか、小田さんのサボテン作品が展示され、作品の販売も行われている。
トークセッションやワークショップも開催
また、12月14日(土)11:00からは、小田康平さんと、陶芸家・若狹祐介さんを迎え、この日限りのトークセッションを開催。テーマは『非日常の伝え方』。要予約で先着30名限定となっており、参加費は2,000円(税込)だ。
同日14:00からは、小田康平さんが用意した多品種のサボテンの中から数種選んで、自分だけのサボテンの寄せ植えを作るワークショップを実施。テーマはトークセッションと同じく『非日常の伝え方』。要予約で、先着15名限定となっている。参加費は5,500円(税込)。出来上がった寄せ植えは持ち帰ることができる。
トークセッション、ワークショップ共に、参加希望者は江田島荘に電話で問い合わせを。
この機会に、世界的な植物屋「叢-Qusamura」の小田康平さんによる作品を見に、江田島荘を訪れてみては。