広島県・江田島の“こころと身体が元気になる温泉宿”「江田島荘」にて、「時間の重みを身にまとい、力強く生きていく植物の魅力」を見出すことに長け、世界中から評価される「叢-Qusamura」の店主・小田康平さんによる個展「非日常の中の日常」が、11月22日(金)~2025年1月14日(火)の期間開催されている。

世界的な植物屋「叢-Qusamura」による個展


瀬戸内海に浮かぶ“江田島”は、美しい自然景観や歴史的な名所が多く、観光地としても知られている。そんな地域に位置する江田島荘は、World Luxury Hotel Awards 2024 世界最高位を受賞した温泉宿だ。

江田島荘では現在、World luxury Hotel Awards 2024受賞記念企画として、世界的な植物屋「叢-Qusamura」による個展「非日常の中の日常」を開催中。同展のためだけに制作された植物のインスタレーションでは、“こころと身体が元気になる温泉宿”をコンセプトに掲げる江田島荘の原点に触れることができる。

インスタレーション作品『トゲのイス』

「非日常の中の日常」では、インスタレーション作品『トゲのイス』を展示。

椅子に座ってゆっくりとした時間を過ごす。当たり前のような日常。その心地よい時間や空間は、実は当たり前ではなく、本当はとてもありがたいもの。

ラグジュアリーな椅子と、座ることのできない『トゲのイス』を並べることで、ありきたりの毎日がどれだけ幸せなものか、今一度考えさせられる作品となっている。

「叢-Qusamura」の店主・小田康平さんについて


「叢-Qusamura」の店主・小田康平さんは、1976年、広島生まれ。世界中を旅する暮らしをしていた20代の頃、旅先で訪れたパリで、フラワーアーティストがセレクトショップの空間演出を手掛ける様子に感動し、帰国後、生花と観葉植物による空間デザインに取り組むようになる。