【ふーんと返事する心理】1.相手(の話)に関心がない
やはり、受け取り側の印象通り、「ふーん」と返事してしまう人には、「関心がない」や「興味がない」という心理がある場合があるようです。
時として、話の内容に興味がない場合もあるし、相手に関心がないからこそ、話の内容もどうでもよいと思う気持ちが「ふーん」に込められているケースもあるでしょう。
関心がない話を延々とされても・・・つまらないという心理の表れ
彼氏が好きな趣味が「釣り」だとして、彼女はまったく関心がない場合、どれだけ彼氏が熱心に先週行った釣りの話をしたとしても、彼女のリアクションは、
「ふーん」(つまらないな…)
「ふーん」(何を言ってるかわかんない)
「ふーん」(私とのデートより釣りの方が楽しいんだ…)
と、こんな感じに終始してしまうんですね。
【ふーんと返事する心理】2.次の話題を考えている
話題を切らさないように、次の話題をスタンバイしておきたい心理が働いている場合、つい相手の話をおざなりに聞いてしまうケースがあります。
この場合、通常ですと、「ふーん」という相づちばかりという返事になるのは、そんなに頻度は高くならないと思います。
言わば、生返事を返しちゃうことなんて、誰だってありますものね。
そんな、誰にでも発生する理由ではなくて、常に相手が話している間、自分のターンの用意を常時しているタイプの人も稀にみかけますね。
そんな人の心理には、「常に輝いていたい」「いつも主役」の気分が抜けないことが多いでしょう。良い意味で言えば、サービス精神が旺盛だとも言えるでしょうか。お笑い芸人の気質と一致する部分がありますね。
【ふーんと返事する心理】3.相手の話を理解しようとしている
「ふーん」という生返事を返されて、ちゃんと聞いてないなぁと感じていても、相手は実にしっかり話の内容を理解していることもあります。
この場合の「ふーん」は、一生懸命に話の筋道を捉えながら、相手の言いたい事を咀嚼している時に出がちな相づちになります。
心理的に思考面に長けていて、感情に動じないタイプの人は、人から受けた影響やその出来事の意味などを、理論的に整理して理解しようとします。
今回のケースで言えば、相手の話をしっかりと聞いて把握し、その場面を脳内でシュミレーションしている感じ。ともなれば、脳内再生中には相手に返事することもままならないので、「ふーん」といった心ここにあらず的な返事になってしまうのですね。