画像もほとんどなく、文章ばかりの私のブログで、わざわざ取り上げることもないのではないかと思っていたので、今まで特に書くことはしませんでした。ところがそのときはなんとなく、「女性らしさ」の表現について書きたいな、と思ったので書いたところ、驚いたことにアクセス数が通常の10倍もありました。
どうやら多くの人が洋服を着てどうやって「女性らしさ」を表現したらいいのか、悩んでいるようなのです。
洋服における「女性らしさ」の表現とは、何のことはない、男性が着ないものを選んで着ることなのですが、最近のカジュアル服の流行りで、ジーンズ、Tシャツ、スニーカーに代表されるような、男性と全く同じ服装の女性がふえたため、皆さん、わからなくなってしまったようです。
◆男性芸人が女性キャラクターを演じるときの服装を見てみると
「女性らしさ」の表現で私がいつも感心するのは、男性の芸人さんたちが女性のキャラクターを演じるときのスタイル。
特にいつも女性にしか見えないわ、と感心するのがコットンきょんさん。きょんさんはいろいろな女性キャラクターを演じるのですが、服装、髪型、メイク、言葉遣いで、女性にしか見えないキャラクターばかり。特に最近の私のお気に入りはきょんさんが演じる「エディターえり子」。気配りが素晴らしいエディターえり子、本当に存在していそうです。
なぜ生物学的には男性とされている人が服その他によって「女性らしさ」を表現できるのかというと、洋服の世界ではルールが決まっているからです。
これは一種のゲームのようなものだと考えればいいでしょう。このゲーム内で「女性」を演じるためにはこういう服装を着用すること、と決まっています。芸人の皆さんはそれを熟知しているから、いろいろなキャラクターの女性を表現することができるのです。