公式アプリのニュースでこれらの商品が発売を知った筆者は、「ヤオコー」を愛し、通い詰めているファンの一人として、さっそく2品を購入してきました。訪れた店舗では2品とも専用のコーナーが作られており、これらの新商品に力を入れていることが窺えます。

 まずは「黒蜜きなこカステラ」から実食することにしました。

「黒蜜きなこカステラ」9切入り(写真:サイゾーウーマン)
原材料は鶏卵、砂糖、小麦粉、黒蜜、きな粉、水あめといたってシンプル(写真:サイゾーウーマン)
栄養表示によると、1切あたりのカロリーは80kcal(写真:サイゾーウーマン)
パッケージを開けたところ。表面の照りが食欲をそそります(写真:サイゾーウーマン)
カステラを皿に置いたところ(写真:サイゾーウーマン)
カステラの断面(写真:サイゾーウーマン)

 カステラは、口に入れるときなこの風味が広がり、その後に黒糖のコクが追いかけてくる味わい。パッケージでもアピールされていましたが、このカステラの原料となる黒糖は沖縄県酸の黒糖、きなこには北海道産のとよまさり大豆が使用されています。

パッケージ側面には、黒蜜ときなこの原料がアピールされていました(写真:サイゾーウーマン)

 公式アプリのニュースによれば、このうち沖縄県産黒糖は、深いコクがありながらも、クセがない多良間島のもとを用いており、きなこは卵や黒蜜の香りに負けない深煎り焙煎で製造しているとのこと。これらのこだわりゆえか、きなこ、黒糖の風味をしっかりと感じることのできる上質なおいしさでした。

 また、このシリーズのカステラに共通して言えることですが、カステラ自体の食感がしっとりしつつも、かなり軽めであるのが特徴。ものによっては飲み物と一緒でないと食べるのが厳しいカステラですが、こちらは単品でも十分に食べられるタイプとなっています(もちろん、様々な飲み物と合わせるのはオススメ。筆者はコーヒーと一緒に食べるのが好みです)。