これを受けて、ネット上の一部ファンからは「本人確認の結果、空席だらけって演者側も見る側も誰も得しないだろ」「本人確認しますってチケットとる段階からもっと言ってあればこんなことにならなかったのでは」といった主催者側に対する否定的なコメントが上がった。
しかし一方で、「『本人確認します』と注意事項に書かれていたのに、平気で転売チケットを買って入れなかったファンは自業自得」「事前に本人確認のお知らせが出ていたんだから、今回の空席は完全にファンのせい」「運営側に落ち度はないのでは?」と、主催者側の姿勢を支持する声は多い。
また、「主演だし外部の作品だから、風雅が共演者の方々に頭を下げたり、肩身が狭い思いをしているかもと考えると、悲しくなる。風雅がかわいそう」「とにかく、主演の風雅が気の毒」などと、大西の精神面を心配する声が相次いでいる。
なお、公演2日目の22日午後5時台、劇団側のXアカウントは「昨日劇場で起きた問題を解消し、安全にランニングを行うために本日より本人確認の方式を変更いたします」と発表。アップされている文書画像によると、「会場の前に大量の待機列が生まれてしまい、隣のライブハウススペースにも溢れてしまう危険性が生まれました」「開演時間が3分遅れてしまいました」とのことで、待ち時間の解消、混雑を緩和するにあたり、同日の夜公演以降から本人確認は「ランダム抽出」にすると報告していた。
初日から不穏な空気に包まれた『マイシス』だが、各公演4〜6日前から、イープラスにて見切れ席・機材解放席などの「当日券引換券」(抽選方式)を販売しているほか、公演の有料配信も決定しており、12月20~22日の3日間限定で視聴できるそうだ。
これ以上、大西の顔に泥を塗ることがないよう、なるべく多くの人が“正規ルート”で作品を鑑賞してほしいところだ。