小心者というのはあまり良い意味で使われる言葉ではありませんよね。
悪口で使われることが多く、言われた方も良い気はしません。
直したいと考えている人も実は沢山います。
今回はそんな小心者の性格と特徴や、小心を直す方法などについてご紹介します。
小心者の意味
小心者とは、その漢字の通り小さな心を持っている者。
つまり、気が小さく臆病な性格を意味しています。
大きなことが出来ない人のことを小心者と言ったり、気が小さくてなかなか挑戦できない人のことを意味して小心者と言ったりしますね。
こうした小心者と言う特徴は短所の一つとしてとらえられがちですが、実は慎重派で危機管理能力があるという長所にもなるんですよ。
とはいっても、世間一般ではあまり良くはとらえられない小心者と言う特徴を改善したいと思う人も少なくないでしょう。
今回は、そんな小心者の心理的な特徴と、その性格を治すための方法についてご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【小心者の心理的特徴】①余裕がない
小心者の人は心に余裕を持つことが難しくなってしまいます。
と言うのも、小心者の人はいつも何かが不安で安心できることが少ないからです。
仕事などでも余裕がなく、新たに仕事を任せられたくないと思っていたり、自分の仕事で手一杯だったりします。
恋愛でも余裕がないため嫉妬心を持つことも多いでしょう。
彼氏や彼女が優しい人の場合は、ついつい束縛しがちな恋愛になってしまいそうですね。
【小心者の心理的特徴】②見栄っ張りな性格
小心者の人は相反するようですが、見栄っ張りな性格をしています。
自分は実際よりも仕事ができると大きく言ってしまったり、恋愛経験が多いと見栄をはってしまったり…。
本当は見栄なんて張りたくないのですが、周囲に溶け込むために見栄を張ってしまいます。
例えば、周囲の人がランチに行くときに、金欠だからと言って断ることが出来ないのです。
グループで一人だけ違うことをすると、仲間外れにされてしまうのではないかと言う不安があるんですね。
なかなか自分の本心を言えないのは小心者の人の特徴です。
【小心者の心理的特徴】③コンプレックスを持っている
自分に何か負い目や嫌な部分があると、小心者になりやすくなってしまいます。
コンプレックスがあるとそのことばかり気になってしまい、他人にどう見られているかと言う点にばかり目が言ってしまうからです。
仕事でもちょっとしたミスで自分のことを全て悪く評価されてしまうという考えに陥りやすいです。
小心者の人は人に叱られたくない。コンプレックスを見られたくない。触れられたくない。そんな思いが強いんですね。