NHKが11月19日、大みそかに放送する『第75回紅白歌合戦』の出場歌手を発表した。
元King&Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太によるNumber_iや「Bling-Bang-Bang-Born」がヒットしたヒップホップユニットCreepy Nuts、俳優・菅田将暉の実弟のこっちのけんとといった初出場組が注目を集める一方、Snow Manをはじめ期待されたいわゆる“旧ジャニーズ勢”のSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストの出場は2年連続でゼロとなった。
音楽ライターは語る。
「目玉としての登場が噂される中森明菜や朝ドラ『おむすび』の主題歌を担当するB’zの名前はありませんでした。これから発表されるであろう“特別枠”での可能性は残されているものの、やや盛り上がりに欠ける顔ぶれに、2年連続での歴代ワースト視聴率の気配も漂っています」
絶大な若者人気を誇るYOASOBIやAdo、TikTokで大バズリした女性アイドルグループFRUITS ZIPPERなどの落選にも驚きの声が上がったが、中でも世間をざわつかせたのが16年連続出場していたテクノポップユニットPerfumeの名前がなかったことだ。
「今年Perfumeは25周年のアニバーサリーイヤー。しかも、ザ・ピーナッツと並んでいた女性グループの連続出場記録更新もかかっていました。大みそかに神奈川のぴあアリーナMMでカウントダウンライブを行うため、そちらを優先したようにも映りますが、18年と23年には紅白とカウントダウンライブを両立させていましたから言い訳にはならない。純粋な“落選”だと見ていいでしょう」(前出の音楽ライター)
XでもPerfumeがトレンド入りしていたが、意外にもインターネット上では「去年の紅白めっちゃアミューズだったもんね…」などNHKの決断に好意的な意見も散見される。
レコード会社の関係者は明かす。