年金目当てに死亡届を出さず、実の祖母を長年冷蔵庫に入れっぱなしにしていたという衝撃の事件がアメリカで報道されました。
■祖母が亡くなったのに…
デイリー・ミラー紙の報道によると、この恐ろしい行動に出たのは、御年61歳のシンシア(Cynthia Black)。祖母であるグレノラさん(Glenora Reckord Delahay)が2004年に死亡したにもかかわらず、彼女は年金や公的補助を受け続けたいがため誰にも祖母の死を伝えることなく、遺体を大型の冷凍庫に入れっぱなしにしていたとのこと。
現地メディアは続々と「遺体が冷蔵庫に16年」「祖母は長年冷蔵庫の中で…」といった衝撃的な見出しで本件を伝えました。
■家を購入するも…
その後、3年後である2007年、シンシアは新しい家を購入。「祖母入りの冷蔵庫」と共に入居し、彼女の年金や補助金でローンを払っていたと言います。
その後経済的に困窮してしまったため、近日仕方なく家を売却することになりましたが、不動産オークションを通じて無事購入者が決まり、特にトラブルもなく話が進んだそうです。
長年祖母入り冷蔵庫と共に生活をしていた彼女は、その日常が当たり前すぎて自分が犯した罪を忘れていたのでしょうか。この家の売却がシンシアの人生を大きく変えてしまうとは本人も思っていなかったのかもしれません。