笹崎アナにとって初の情報番組のMC就任であり、彼女は「新たな挑戦にドキドキしています」「その日の午後が、ちょっぴり豊かに色鮮やかになるような『気分が上がる』番組にしたいです」と意気込んでいた。ところが、MC就任からわずか約1カ月後に、日テレは「来年3月末をもってバゲットは終了いたします」と発表。その経緯については同じく3月いっぱいで終了した『スッキリ』打ち切りの余波を受けたとの指摘もあるが、笹崎アナのMC就任時点で終了は既定路線だったとみるのが妥当で、業界内では「打ち切りが確定した番組を押し付けられた」とも推察されている。局が笹崎アナを大事にしているのであれば、そのような扱いはしないのでは……と考えるのは自然だろう。
そうした背景があったため、笹崎アナの「涙」に特別な意味を見出した人が少なくないようだ。番組が打ち切りになっても次のポストが用意されていれば問題ないが、現在の笹崎アナの仕事は、4月から始まった情報番組『DayDay.』のナレーションや深夜の『夜バケット』のコーナー担当、ニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」への出演くらいで、それゆえにネット上では“冷遇されているのでは”と指摘する声も出始めた。
今月8日付のTwitterでは「時間ができたから趣味として何かはじめたいんだけど、何がいいかなぁ。三日坊主でも続くようなものがいいのだけど、あるかなぁ笑」などとつづっており、帯番組で多忙だったころと環境が大きく変わったことを明かしていた。ネット上では「局から干されているのでは」「入社時の裁判のことをまだ根に持ってる人がいるんじゃないか」「笹崎アナ、負けずにがんばってほしい」といった同情の声も聞こえてきている。
抜群の美貌の持ち主でMCの実力もあり、マラソンやサーフィンにも体当たりで挑戦してきた笹崎アナ。このまま「冷遇」が続くようならフリー転身も視野に入ってきそうだが、どのような今後を思い描いているのだろうか。