一方、ラウールも「事務所内で不自由な瞬間は本当にゼロに近い」とジャニーズ事務所の変化に言及。「特にこの1年くらいの事務所はそれぞれの自由で新しい思想をいろいろな角度からサポートしてくれて」「マネージャーさん達だけが仕事の取捨選択をして、タレントがそれをこなすのではなく、一緒に作業をしていくような感覚」「アイドルの事務所なのに、パリコレに出たいという夢を一緒に叶えてくれたんだよ」といった言葉で感謝の思いをつづった。
どちらにも共通しているのは、1年ほど前からジャニーズ事務所の体制が大きく変化し、その後の事務所のマネジメントやバックアップに満足しているということ。創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題で事務所が揺れる中、ファンを安心させたいという思いもあって、2人同時に「いい環境で活動しているので心配しないでほしい」という意味でブログを更新したのだろう。
ただ気になるのは、2人とも「1年ほど前から体制が変わった」と強調していることだ。1年前のジャニーズ事務所というと、副社長を務めていた滝沢秀明氏の電撃退社前後のころ。そのため、一部では「タッキー体制のころは不自由だったという意味にもとれる」「滝沢氏への当てつけでは」といった声が上がっている。現在、滝沢氏は新事務所「TOBE」を立ち上げ、続々と“辞めジャニ”たちが合流しているが、もし目黒とラウールが「当てつけ」でブログの言葉をつづったのであれば、「TOBE行きはない」という意思表示と考えることもできそうだ。
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