「お腹はなかなか痩せられない…」と思っている方も多いのではないでしょうか?実は、お風呂でできる簡単なお腹痩せダイエット方法があります。今回は、お風呂でできるお腹痩せダイエットの方法を紹介します。効果がある理由や注意点もまとめていますので、ぜひご覧ください。
お風呂で行うお腹痩せダイエットが効果的な理由とは?
理由①血行やリンパの流れが促進される
1つ目の理由は「血行やリンパの流れが促進される」からです。お風呂に入ることで、お湯の熱と水圧、浮力という3つの作用が働くことで、血行促進効果があるとされています。そのため、お風呂に入りながら、リンパを意識してマッサージを行うことで、脂肪やむくみの解消が期待できるとされているのです。
理由②通常よりも多くのカロリーを消費できる
2つ目の理由は「通常よりも多くのカロリーを消費できる」ことが挙げられます。お風呂で身体を温めることで、代謝が良くなるとされています。代謝が良くなると、1つの活動でたくさんのエネルギーを消費する状態になってくれるため、カロリーの消費量が多くなるとされているのです。
理由③通常よりも負荷がかかる
3つ目の理由は「通常よりも負荷がかかる」からです。プールやお風呂など、水の中でエクササイズをする時には水圧がかかることから、通常のエクササイズ方法よりも、高い引き締め効果が期待できるとされています。
筋肉に適度な負荷をかけられるため、部屋で行うエクササイズのように、負荷となる重りなどを用意しなくても、効率よく運動できる点も魅力です。
【エクササイズ】お風呂でできるお腹痩せダイエット3選!
①お腹ふりふりエクササイズ
1つ目は「お腹ふりふりエクササイズ」です。湯船の中や寝る前にもでできる、簡単なお腹痩せエクササイズとなっています。腹筋のうち、腹横筋や腹斜筋に負荷をかけることで、すっきりとしたお腹のラインが期待できる人気です。
身体を振る時に、ウエストをねじることを意識しながら行うのがポイントですよ。より負荷を高めたい時には足をクロスさせてからエクササイズするのもおすすめですよ。呼吸を止めて行うと、血圧が上がってしまう場合もあるため注意しましょう。身体の揺れに合わせて、ゆっくり呼吸することがポイントです。
「お腹ふりふりエクササイズ」のやり方
湯船のなかで三角座りをします。
湯船に手を付いてひじを伸ばし、息を吐きながら、ゆっくりお尻を浮かせます。
息を吸いながら、左右にゆっくりお尻を動かします。
②自転車こぎエクササイズ
2つ目は「自転車こぎエクササイズ」です。「自転車こぎ」といえば、お尻や脚痩せの方法として有名ですが、実はやり方を少し工夫することで、お腹痩せにも期待できるとされています。難しい動きがないため、ながらエクササイズとしてもおすすめですよ。
始めは湯船の端に背中をつけて行い、エクササイズに慣れてきた頃には、背中を湯船の端から浮かせて行うと、より負荷をかけられますよ。また、実際に行う時には、呼吸に合わせてゆっくり行うことを意識することが大切です。脚を早く動かそうとすると、ケガの原因にもなりますので注意しましょう。
「自転車こぎクササイズ」のやり方
湯船で、足と膝をぴったり付けて座ります。
手はお尻の後ろに置き、自転車をこぐように、足を時計回りに動かします。左右10回ずつ行いましょう。
反時計周りに足を動かします。同じく、左右10回ずつ行いましょう。
③足持ち上げエクササイズ
3つ目は「足持ち上げエクササイズ」です。水の浮力を利用した、簡単なエクササイズとなっています。脚をゆっくり持ち上げることによって、下腹痩せが期待できるとして人気です。湯船で脚を伸ばせない場合には、膝を曲げた状態で行うことをおすすめします。また、エクササイズ中には呼吸を止めないように注意しましょう。
「足持ち上げエクササイズ」のやり方
湯船の底に両手をつき、背筋を伸ばして座ります。
両手に力を入れ、軽くお尻を持ち上げます。
息を吐きながら、爪先をお湯から出すように脚を上げます。
爪先を上げた状態を5秒キープしましょう。
【マッサージ】お風呂でできるお腹痩せダイエット3選!
①つまみマッサージ
1つ目は「つまみマッサージ」です。難しい動きが苦手な方にもおすすめの、お腹痩せマッサーとなっています。お腹の気になる部分の脂肪を指でゆっくりもみほぐし、足側へ流していくだけでできるため、湯船で温まっている間でも簡単にできますよ。左右まんべんなく行うのがポイントです。
「つまみマッサージ」のやり方
湯船の中で座り、少し前傾姿勢になります。
お腹の肉を指でつまむ→離すを繰り返し、お腹周りの脂肪をもみほぐします。
へそから脚の付け根に向けて、お腹周りのお肉をなでるように下ろしていきます。
このマッサージを6回ずつ行います。
②こすり下腹マッサージ
2つ目は「こすり下腹マッサージ」です。身体を洗っている時にできる、簡単なお腹痩せマッサージの方法となっています。お腹から脚の付け根にかけて、こするようにマッサージすることで、下腹のシェイプアップが期待できるとして注目されているやり方です。
身体を洗う時に使うボディタオルを使うのが基本ですが、肌が弱い方の場合は手を使ってマッサージするのも良いでしょう。また「より効果的にお腹痩せをしたい」という方は、先に湯船で身体を温めてからマッサージを行うのがおすすめですよ。呼吸に合わせて優しく脂肪をほぐすようにし、こすりすぎないように注意しましょう。
「こすり下腹マッサージ」の詳細
恥骨辺りからへそに向けて、脂肪を上に引き上げるようにこすります。
両足の付け根からななめ上に向かってこすります。
肋骨に沿って、脇の脂肪をへそに向けて斜め下にこすります。左右両方とも行います。
脇の下辺りから背中に向かって、斜め下にこすり下ろす。
③くびれリンパマッサージ
3つ目は「くびれリンパマッサージ」です。特にウエスト痩せに効果があるとされる、マッサージ方法となっています。お腹周りのリンパや血行を意識してマッサージすることで、美しいくびれが期待できるとして人気です。
湯船に浸かりながらはもちろん、シャワーを浴びながらでもできる点が魅力的です。マッサージをする時には、手に力が入りすぎないように注意しましょう。呼吸に合わせてゆっくり行うのがポイントですよ!
「くびれリンパマッサージ」のやり方
左手は右のウエスト、右手は左ウエストに添えます。
親指以外の指で、ウエスト部分の脂肪をお腹の中心に集めるように、左右交互にさすりましょう。
手のひらの中央をくぼませ、片側のウエスト全体をたたきます。肉を下から上に持ち上げるイメージでたたきましょう。
お風呂でお腹痩せダイエットを行う際の注意点は?
①水分補給はしっかり行う
1つ目の注意点が「水分補給はしっかり行う」です。一般的に、お風呂に入ると300~500mlもの汗をかくとされており、血液もドロドロの状態になってしまいます。そのため、お風呂でのお腹痩せダイエットの前に水分補給を怠ってしまうと、血管が詰まりやすくなってしまう場合もあるのです。
また水分補給とはいっても、大量の水分を一気に補給すると、血圧の急上昇を招く可能性もあるため注意してください。そのため「入浴前後にコップ1杯の水」を目安にして、水分補給を心がけるようにしましょう。
ぜひ気になる方は、こちらもチェックしてみて下さい。
②マッサージしすぎないようにする
2つ目の注意点が「マッサージしすぎないようにする」です。お腹周りは脂肪がつきやすい場所でもあるため、なかには「強い力でしっかりマッサージしたい」と思う方も多いことでしょう。しかし、強くマッサージすればするほど効果的にシェイプアップできる訳ではありません。
むしろ強い力を加えたり、マッサージしすぎてしまったりすると、痣やたるみ、シワなどの原因になってしまうこともあるのです。そのため、肌を傷付けないようにすることを意識し、呼吸に合わせて優しくなでるようにマッサージすることを心がけましょう。
③長風呂にならないようにする
3つ目の注意点が「長風呂にならないようにする」です。マッサージやエクササイズを始めると、集中しすぎて長風呂になってしまう人も少なくありません。長風呂になると、浴室熱中症やのぼせの原因になってしまうこともあります。特に湯船に浸かりながらお腹痩せダイエットをする場合は、10分以内を目安に行いましょう。