親子で制作体験ができるお店も多い堺町通りや、線路の上を歩いて散策できる手宮線跡地、船頭さんの話も楽しい小樽運河クルーズなど、小樽への子連れ旅行におすすめの、子供を連れて行きたい観光スポットをご紹介します。
1.堺町通り
小樽で最も活気のある「堺町通り」は、特に土日は多くの観光客で賑わいます。通りの両側には、歴史的な建物を利用した洋菓子店やガラス館などが建ち並び、街歩きが楽しい!小樽を代表するスイーツ「ルタオ」の店舗やオルゴール堂、小樽ガラスの老舗店・・・と、お土産さがしにも事欠きません。
子連れなら、製作体験ができるお店に入ってみるのもおすすめ。とんぼ玉アクセサリーやキャンドルなど、小樽観光の思い出にもなる作品を作れます。
2.手宮線跡地
明治13年(1880年)に開通し、昭和60年(1985年)に廃線となった旧国鉄手宮線の跡地。全長1,313mほどの線路は遊歩道として整備されており、実際に線路の上を歩いて散策できます。滅多にできない体験に子どもたちも大喜び間違いなし!また、線路沿いにはカフェやグルメスポットも点在しているので、休憩しながら散策できるのも、子連れには嬉しいポイントです。
3.小樽運河クルーズ
小樽を代表する観光スポット「小樽運河」を約40分かけて船でクルーズするアクティビティです。観光にも便利な中央橋をスタートし、船は一度小樽港へ。その後、ロマンチックな倉庫群やガス灯を眺めながら北運河・南運河をめぐり、発着場へ戻ってくるというルートをたどります。
航行中は地元の人でも知らないような興味深い小樽の歴史や運河周辺の野生動物の話など、運河の魅力をたっぷりと紹介してくれるので、子どもも飽きずに楽しめます。また夏だけではなく1年を通して楽しめるのも魅力のひとつです。
4.日本銀行旧小樽支店金融資料館
北のウォール街でもひときわ存在感を放つのが「日本銀行旧小樽支店金融資料館」。赤レンガの東京駅を設計した辰野金吾氏が設計を手掛けた建物です。明治45年(1912年)に銀行として建てられましたが、現在は日本銀行の歴史や金融についてを紹介する資料館として使われています。1億円の重さを体験できるコーナーや、お札の偽造防止技術を体験するコーナーもあり、お子さんもお金の価値や役割を実感できるでしょう。
5.おたる水族館
1959年(昭和34年)に開館した、日本海が間近に迫る大自然の中にたたずむ水族館。イルカやペンギン、セイウチなどたくさんの海の生物を飼育しており、ワクワクするようなショーが開催されています。その中でもおすすめは「トドショー」!「鮭は飲み物」というキャッチコピーで一躍有名になったおたる水族館のトドショーですが、キャッチコピーどおり、トドが目の前で鮭を丸のみする姿は圧巻です。
6.北一ヴェネツィア美術館
イタリアの古都ヴェネツィアの文化を展示する「北一ヴェネツィア美術館」。入り口を入ると、中央には水に浮かぶ豪華なゴンドラが!足を踏み入れた瞬間にヴェネツィアに来た気分になれます。館内に展示されているガラス工芸品ももちろんですが、注目はイタリアで制作されたカラフルなドレスや衣装の試着体験。ドレスも80センチからと、子どもサイズも用意されているので、旅の思い出にご家族で記念撮影をするのもいいですね。
7.小樽天狗山ロープウェイ
夜景スポットとしても人気の天狗山頂上へアクセスできるロープウェイ。年中営業しており、頂上までは約4分の空中散歩です。運行間隔は混雑状況により変わり、毎時6分〜12分で運行しています。ロープウェイから見る景色もまた格別ですよ。
また頂上には夏季限定で、「天狗山スライダー」という全長400メートルにも及ぶボブスレーが登場。ゆっくり自走し、幼児も大人と一緒に乗れるので、家族みんなで楽しめます。また天狗広場にあるアスレチックも人気です。
8.運河公園
小樽運河の外れにある運河公園。夏には、大きな噴水で水遊びをする子どもたちの姿が多く見られます。近くにコンビニもあるのでお弁当を買ってピクニックをしたり、観光に疲れてリフレッシュしたい時にもぴったりのスポットです。また園内にある小樽市指定歴史的建造物「旧日本石油(株)倉庫」の建物の中には、レストハウスの他、すべり台などのアスレチック遊具もあるので、ぜひ立ち寄ってみて。