コストコのくるみの特徴
①大容量でお得
コストコのくるみは、1.36㎏も入った大容量なのが最大の特徴です。一般的なスーパーで販売されているくるみは、多くても300~400gほどではないでしょうか。その3倍以上もあるコストコのくるみは、手に持ってみるとずっしりと重さを感じます。コストコのオンラインショップでの現在の値段は、1,828円です。
オンラインショップの値段には送料が含まれているので、店頭価格はもう少し安い値段になっています。一般的なスーパーのくるみは、100gあたり250円~300円ほどなので、100gあたり135円という値段は、くるみとしては格安といって良いでしょう。
②無添加で安心
コストコのくるみは、「無添加」というのも大きな特徴です。塩などの味付けもされていないので、そのまま食べるのはもちろん、料理やお菓子作りにも使いやすく、食べ方のアレンジが広がります。そして余計なものが入っていないので、安心して食べられますね。
カークランドという、コストコが自信を持って販売しているプライベートブランドの商品なので、より安心感があります。くるみはオメガ3脂肪酸やビタミンEなどが豊富で、健康のために毎日食べているという人もいるでしょう。
しかし塩が付いていると塩分が気になって、血圧の高い人は食べにくくなります。その点、コストコのくるみは塩が付いていないので、安心して食べられます。お菓子作りにも、塩の付いていないくるみならアレンジしやすいですね。
③生なので柔らかい
コストコのくるみは、ローストしていない生の状態という特徴もあります。ローストしたものよりも生の方が柔らかいので、食べやすいと感じる人も多いでしょう。日本ではローストしたくるみの方がメジャーなので、生のくるみは特徴的で珍しいかもしれません。
しかし、コストコのくるみの産地であるアメリカなどでは、生のくるみが主流です。生でも、くるみ独特のえぐみやクセが少なく食べやすいのも、コストコのくるみの特徴です。もし香ばしさが欲しい人は、軽くローストする食べ方がおすすめです。
カークランド くるみ
内容量 | 1.36㎏ |
値段 | 1,828円(約135円/100g) |
【そのまま】コストコのくるみの食べ方
①生でそのまま
コストコのくるみは、生でそのまま食べても独特のえぐみが少なく、食べやすいという特徴があります。いろいろな食べ方を試す前に、まずはそのまま、くるみ本来のおいしさを味わってみましょう。
おいしいうえに大容量なので、ついつい手が止まらなくなってしまいますが、パッケージには1食分が30gと記載されています。軽く手の平に乗るくらいの量がちょうど30gです。30gで196kcalとカロリーはしっかりあるので、食べ過ぎないように気を付けましょう。
②ロースト
ナッツらしい香ばしさを楽しみたい人には、ローストする食べ方がおすすめです。コストコのくるみは、独特のえぐみが弱いという特徴がありますが、生でそのままだと食べづらいと感じるかもしれません。ローストしたくるみはカリッとした食感で香ばしく、生でそのまま食べるのとはまた違ったおいしさです。
レシピは簡単で、天板にくるみを広げて、150度ほどのオーブンで15分ほど焼くだけです。オーブンのない人は、油を敷かずにフライパンでサッと炒っても、おいしいローストくるみができます。ローストしたてのくるみは非常に熱いので、冷ましてから食べてくださいね。
③味を付ける
くるみそのままの味に飽きてきたら、簡単に味付けをするアレンジもおすすめです。ローストしたあとに、シンプルに少量の塩をまぶすと、おつまみに最適なくるみになります。また、フライパンに水と黒糖を入れて黒蜜を作り、そこにローストしたクルミを入れてまぶせば、甘くておいしい黒糖くるみの完成です。
ほかにも、抹茶やココア、きな粉、キャラメル等をまぶすのもおすすめで、味付けレシピはアイデア次第です。味付けしたくるみは、そのままだとくっついて固まってしまうので、オーブンシートにバラバラになるように広げて冷ますようにしましょう。
【アレンジレシピ】コストコのくるみの食べ方
①ジェノベーゼソース
本来は松の実を使って作るジェノベーゼソースですが、代わりにくるみを使って作るアレンジレシピです。松の実は値段が高いので、くるみの方が安いコストで済みます。コストコのくるみを使えば、さらに材料費が安くできますね。くるみは味にクセの少ないナッツなので、バジルの香りが立つおいしいジェノベーゼが作れますよ。
ミルにバジルを後から入れるのは、ミルの熱でバジルの色と香りを飛ばさないためです。バジルの葉は熱に弱いので、ほかの材料がしっかりペースト状になってからバジルを加えましょう。パスタに和えるのはもちろん、カルパッチョやローストポテトのソースにアレンジするのもおすすめの食べ方です。
材料
- バジルの葉…50g
- くるみ…50g
- EXオリーブオイル…130g
- にんにく…1片
- 粉チーズ…25g
- 塩…3g
- ブラックペッパー…3g
作り方
- バジルは茎から外して、葉だけをさっと洗って水けを拭きとる。
- バジル以外の材料を、ミルやミキサーに入れて攪拌する。
- バジルも加えて、さらに攪拌する。
- ペースト状になったら瓶などに入れ、上からEXオリーブオイルをかけて保存する。
②自家製グラノーラ
体の良いと話題のグラノーラを、コストコのくるみを使って自分で作るアレンジレシピです。砂糖を加えずにメープルシロップを使うと、自然な甘みでおいしいグラノーラになります。材料もシンプルなレシピなので、余計なものが入っておらず、安心して食べられます。ごく少量の塩を加えることで、味が引き締まりますよ。
サクサクとしたオートミールと、カリッとした食感のくるみがよく合います。食べ方としてはそのままはもちろん、牛乳やヨーグルトと合わせたり、好みの果物やドライフルーツを混ぜるアレンジもおすすめです。市販のグラノーラとは一味違うので、ぜひレシピを参考に作ってみてくださいね。
材料
- オートミール…180g
- くるみ…40g
- メープルシロップ…60g
- オリーブオイル…15g
- 塩…少々
作り方
- くるみは軽く刻む。
- 全ての材料をボウルに入れ、混ぜ合わせる。
- できるだけ重ならないように天板に広げ、120度のオーブンでまず30分焼く。
- 一度オーブンから取り出し、全体をかき混ぜたらもう30分焼く。
- 焼き上がったら粗熱を取り、瓶などに入れて湿気を防いで保存する。
③ブラウニー
くるみをたっぷりと加えたブラウニーのアレンジレシピです。くるみのカリッとした食感が、しっとりとしたブラウニーの生地によく合います。くるみは軽くローストしてから加えることで、香ばしさやカリッとした食感をより楽しめます。バターは有塩でも構いませんが、無塩の方がくどい味になりません。
ホイップした生クリームやバニラアイスを添えるのも、おすすめの食べ方です。チョコレートとくるみは相性抜群なので、ぜひレシピを参考に作ってみましょう。
材料
- ブラックチョコレート…100g
- 無塩バター…35g
- 牛乳…35㏄
- 薄力粉…35g
- ココア…10g
- 砂糖…40g
- 卵…1個
- くるみ・・50g
作り方
- くるみは150度のオーブンで10分ほどローストして、荒く砕いておく。
- ブラックチョコレートとバターをボウルに入れ、湯煎で溶かす。
- 別のボウルに卵を入れ、軽く温めた牛乳と砂糖も加えて混ぜ合わせる。
- 溶かしたチョコレートに卵液を2~3愛に分けて加え、その都度よく混ぜる。
- 薄力粉とココアを合わせ、ふるいながら加えてさっくりと混ぜる。
- ローストしておいたくるみを、トッピング用に少し残して、残りを加えて軽く混ぜる。
- クッキングシートを敷いた型に流し入れ、トッピング用のくるみを散らして、170度のオーブンで20分焼く。
- 焼きあがったら粗熱を取り、冷蔵庫でしっかり冷やしてから切り分ける。
コストコのくるみの保存方法
①開封前は常温保存
コストコのくるみは、開封前は常温保存でOKです。ただしパッケージの裏面には、「直射日光や高温湿度の高い場所は避け、涼しい場所で保存してください」と書かれています。家の中で常に涼しい場所があれば、常温保存できます。しかし夏は室内でもかなり高温多湿の状態になるので、冷蔵庫で保存した方が安心ですね。
②開封したら冷蔵保存
コストコのくるみは、「開封後は密閉容器に移し替え、冷蔵庫で保存し、お早めにお召し上がりください」とパッケージに書かれています。開封後のくるみを適当に保存していると、風味や香りが落ちておいしくなくなります。タッパーなどでしっかり密閉して冷蔵庫へ入れましょう。
コストコのくるみは大容量なので、そんなに大きいタッパーがないという人もいるかもしれません。そういった場合には、大きめのジップロックなどを使っても良いでしょう。
③冷凍保存がおすすめ
コストコのくるみは、開封後は冷蔵庫保存を推奨しています。しかし1.36㎏という量のくるみはなかなか消費し切れず、冷蔵庫に入れていても酸化してしまう恐れがあります。
短期間で食べきれないと思ったら、タッパーやジップロック等の密閉できるものに入れて、冷凍保存するのがおすすめです。冷凍庫保存なら、クルミが酸化して味が落ちるのを長期間防いでくれますよ。