年末にかけてのこの季節は、感染症にかかりやすくなったり、医療費控除の申請に間に合わせたりと、病院にいく機会が増える時期かもしれませんが、医療費をクレジットカードで払えばかかった費用の分だけポイントをためられます。

実際にどのくらいポイントがたまるのか、病気や怪我、歯の治療などケース別にみてみました(社会保険診療は消費税非課税、還元率は通常・一般的な場合を想定しています)。

風邪、骨折、入院……医療費をクレカ払いにしたらどのくらいポイントたまる?

医療費をクレカ払いにできる病院は増えてきており、2023年の時点でクレジットカード決済を導入している病院は60.9%になります(厚生労働省調査)。

病院で使えるクレカは主にVisaやJCBなどの国際ブランドで、年会費や還元率もカードによって異なりますが、たとえばdカードであれば年会費が無料でdポイントが1%還元されます。

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>> dカード

もし風邪の症状で病院にかかったとすると、3割負担の場合で初診料810円、処方箋料が200円、さらに胸部レントゲンを撮ると630円、採血検査で980円、PCR検査をすれば3,000円、抗原検査は1,500円ほどかかり、これらすべてをやったとすれば合計7,120円になります。

これをdカードで払えばdポイントが約71ポイントもらえる計算になり、さらにクレカ払いできる調剤薬局を選べば薬代分もポイントになります。

足を骨折した場合では、初診料と処方箋料は変わりませんが、レントゲン代が670円、ギプスなどで固定する処置費用が1,470円、整復手術をすると4,320円ほどが加算され全部で7,470円かかり、これをdカード払いにしたときに還元されるポイントは約75ポイントです。

入院費用をクレカ払いにしたとすると、1日の平均入院費用14,763円、平均入院日数32日(住友生命調べ)で計算すると総費用は472,416円となるので、dカードで払えば約4,724ポイントたまる計算になります。

虫歯の治療費をクレカ払いで何ポイントGETできる?

歯科医院の場合、虫歯の治療であれば初診時に基本検査やレントゲン撮影などで3,500円ほどかかります。

これにくわえ神経までは届いていない中等度の虫歯であれば1本4,000円、神経までたっしている重度の虫歯なら10,000万円ほどの治療費がかかるので、中等度の虫歯の場合で合計7,500円、重度の虫歯で13,500円の費用になります。

これをdカードで払えば、それぞれ75ポイント、135ポイントもらえる計算です。

虫歯の治療よりも高額な歯列矯正では、子供の場合でも300,000円~800,000円、大人の矯正であれば600,000円~1,500,000円ほどが相場となっており、もし子供の歯列矯正で500,000円かかったとすると、これをdカード払いにすれば5,000ポイントもらえます。

大人の歯列矯正で1,000,000円かかった場合であれば、もらえるdポイントは10,000ポイントです。