日本エアロビック連盟は、「スズキジャパンカップ2024第41回全日本総合エアロビック選手権大会全国大会」を、11月10日(日)に静岡県の浜松アリーナで開催した。
エアロビック競技の日本一が決定
同大会には、国内の各地区大会などを勝ち抜いた選手たちが、シニア5部門、ユース6部門に登場。参加人数のべ156名の中から、全11部門でエアロビック競技の日本一が決定した。
開催地である浜松アリーナは、エアロビック愛好者が多いという地区。同大会にも多くのエアロビックファンが来場し、会場は熱気に包まれた。選手たちは声援から力をもらい、日ごろの練習の成果を存分に発揮、素晴らしい大会となったという。
ミックスペアでは斉藤・北爪ペアが4連覇
シニアの部の男子シングル部門では、河合翔選手が3年ぶり2度目の優勝。女子シングル部門は、山元里桜選手が初優勝を飾る。
また、ミックスペアでは、斉藤瑞己選手・北爪凜々選手のペアが4連覇を果たした。
男子シングル部門で優勝した河合翔選手は、ディスコをモチーフに踊る楽しさを全身で表現した演技を構成。
強化された難度点(※1)は今大会最高の3.45点をマークし、今大会シングルでは唯一の19点台で3年ぶり2回目の優勝を果たした。
女子シングル部門は、山元里桜選手が2023年のケガから復帰。負傷前から準備していたという思い入れのある作品を力強く演じきり、見事初優勝を飾った。
ミックスペア部門は、斉藤瑞己選手・北爪凜々選手のペアが安定感のある貫禄の演技で実施点(※2)、芸術点(※3)ともに今大会の最高スコアをマークして20.100点を獲得し、4連覇を達成。また、シニアの部最高得点の同ペアには、文部科学大臣杯が贈られた。
なお、同ペアは「スズキワールドカップ2024第35回エアロビック世界大会(2024年5月/日本)」、「第18回 FIGエアロビック世界選⼿権大会(2024年9⽉/イタリア)」の2大会で優勝している。