適当な女から金を引っ張りまくるクズ男だったカメラマンの海里くん(玉森裕太)が、熱血ボクシングOLのほこ美(奈緒)に出会ったことから改心し、すっかり夢追いマンになったドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS系)も第7話。

 今回はそんなアラサーOLのほこ美ちゃんが海里くんと「両想いになった~! 付き合った~!」とハシャいでいるところからスタートです。いくつになっても、恋って素敵なものですね。振り返りましょう。

■イチャイチャが長い

 ますますボクシングにのめり込み、いよいよプロテスト受験を決意したほこ美ちゃん。市役所の仕事に練習にと忙しい毎日を送っております。

 一方の海里くんは一流スポーツカメラマンの朝倉師匠(安井順平)に弟子入りし、現場について回る日々。こちらも忙しく日々を過ごしているようです。「夜電話しよ」なんて約束しても、2人とも寝落ちしてしまう感じでした。

 そんなある日、海里くんの午後が空いたので2人はデートをすることに。海里くんはクルマで来て「よっ」とか言ってるし、ほこ美ちゃんも珍しくおめかししていい感じです。

 2人で海沿いの道をドライブしたり、スポーツショップでボクシンググローブを眺めたり、何か食べたりしていると、海里くんが助手席のほこ美ちゃんに「家来る?」「おいでよ」と甘いささやき。この日は同居人の悟(倉悠貴)もいないそうで、ほこ美ちゃんはエロい想像などしてしまいます。

 海里くんの家に着くと、プランクしたりクランチしたりして適当に脂肪を燃焼させると、そのままエロモードへ。無事、お泊まりとなりました。

 ここまではホントに、ただ美しいアラサーカップルのイチャイチャシーンを見せられるという甘い時間。ここから、ようやく展開が始まります。

 ずっとイチャイチャしていられないのが恋愛ドラマの常ですので、海里くんに、あるボクサーの海外キャンプに密着するという仕事が舞い込みます。そのボクサーは海里くんが現役時代にスパーリングしていた仲間で、世界挑戦のために半年間、ラスベガスに行くという。海里くんにとってはボクシングカメラマンとして飛躍するチャンスですが、同時に悲しいトラウマを抱えるボクシングと改めて向き合わなければいけないし、何しろ半年も帰ってこれないので、ほこ美とイチャイチャできません。