もう一組、出場有力とされながら落選したのが「超ときめき宣伝部」だ。5月にシングルとしてリリースした失恋ソング「最上級にかわいいの!」が、TikTokでの関連動画の総再生回数が10億回を突破するなど大流行し、今夏にフジテレビ系『2024 FNS歌謡祭 夏』やTBS系『音楽の日2024』など大型音楽特番に相次いで起用された。
10月には念願のテレビ朝日系『ミュージックステーション』出演を果たし、ピザーラのCMにも起用されるなど一般的な認知度も高まっており、こちらも出場有力候補とみられていたが、出場歌手のラインアップに名前はなかった。
これに対して、ネット上ではアイドルファンを中心に疑問や不満の声が続出している。
「FRUITS ZIPPERやとき宣が紅白落選してんのやばすぎ。FRUITS ZIPPERなんて3曲連続バズってME:Iの曲より聞く機会多いのに」
「フルーツジッパー、紅白落選は悲しいな。韓国の聞いたこともないアイドルより、日本の頑張っているグループを出すべき」
「NHKは邦楽界のトレンドから遅れていて、フルッパー(FRUITS ZIPPERの略称)みたいに出場機会を逃したアーティストがたくさんいる気がする。それに反してK-POP系はブレイク前でも出場させてる」
「私はK-POP好きだけど、さすがに今回はILLITを出す前にフルッパーだったでしょって思うよ。LE SSERAFIMも今年は日本じゃ全然活躍してないし」
ILLITについては「若者には人気ある」「今年流行ったのは間違いない」という声がある一方、同じ韓国の大手芸能プロ「HYBE」系列に所属する人気グループ「NewJeans」(昨年『紅白』に初出場)が事務所のお家騒動に巻き込まれて立場が不安定になり、その代わりとして選出されたのではと見る向きもある。また、LE SSERAFIMや白組で初出場する「TOMORROW X TOGETHER」も同じHYBE系列の所属であるため、NHKとHYBEの“ズブズブ関係”を指摘する声もあるようだ。