スティーブが建てたと思われるデカデカとした鳥のオブジェが印象的なブロック状のチキン屋では、少々残酷な演出だが、鳥にマグマをかけるだけで丸焼きチキンの出来上がり。さらに彼らに襲いかかるのは、気球に乗って武器を振りかざすブタの大軍や、夜に現れて火の槍で攻撃してくるスケルトンやゾンビたち…。魅力的な世界を壊そうと目論む敵に立ち向かうため、スティーブたちは大量の爆弾や工具が備えられたアイテム倉庫で、ブロック状の剣をはじめとした武器や防具を創っていく。
さらに、彼らをテレポートしたポータルが投げた場所へテレポートできる“エンダーパール”だと明かされ、試さずにはいられなかったギャレット。ハイテンションでテレポートを行うが、なんとそれは「ラス1」だったと明かされ…。ドタバタの冒険の先に、何が待ち受けているのか。果たして現実世界へ帰る道は残されているのか。彼らに襲い掛かる、四角い敵たちの目的とは一体…。
“マイクラ”で親しまれるゴーレムや村人、ゲーム上の設定と同じく拠点に松明を置かないと襲ってくるスケルトンやゾンビなどの大人気キャラクターの登場はもちろん、クラフト要素とアクション要素の両方の展開も描かれ、世界中の“マイクラ”ファンたちの期待が高まる新映像となっている。
豪華キャスト共演
ゲームの映画化として世界的に大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)でクッパの声を演じたジャック・ブラックが演じるのは、物語の主人公スティーブ。マイクラの世界でスティーブは水色のシャツを着たプレイヤーの初期デフォルトスキンとして知られ、ゲームの設定同様、今作でも水色のシャツを着ている。
ピンクのジャケットを着たロン毛男ギャレットを演じるのは、ジェイソン・モモア(『アクアマン』シリーズ、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』)。アクション作品のイメージが強いモモアは、今作でも力技で“創造”していくシーンが収められており、ドタバタ冒険劇をひっかき回す重要なキャラクターとなりそうだ。
そして彼との関係性が明かされない3人の登場人物たちには、「ウェンズデー」で注目されたエマ・マイヤーズ、『カラーパープル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたダニエル・ブルックス、『黒い司法 0%からの奇跡』のセバスチャン・ユージン・ハンセンら注目キャストが脇を固める。
豪華キャスト陣による来年の大注目作『マインクラフト/ザ・ムービー』は2025年ゴールデンウィーク全国公開。