愛知県豊橋市の無添加・手づくりパンの店「うさぱんや」は、今年のボジョレーヌーヴォー解禁日である11月21日(木)を前に、「うさぱん’s シュトレン」2,300円(税込)を販売している。

同商品は、ワインに合うスパイス強めな同店オリジナルシュトレン。テイクアウトのみで販売しており、購入後は冷暗所で保管しながら、クリスマスにかけて少しずつ味わってみて。

無添加の手づくりパンの店「うさぱんや」


2019年4月に開店した「うさぱんや」は、住宅街に佇む、隠れ家的でアットホームな町のパン屋。特に原材料にこだわっており、食品添加物を使用していない。

同店では、パンを通じて健康になってほしいとの想いから、食物繊維が豊富な「ライ麦パン」を作ったり、小麦アレルギーの人でもパンを楽しんでもらえるよう「米粉パン」をつ作ったりと、パンがもっと身近な存在となるよう尽力している。

具材たっぷりでスパイシーなシュトレン

「うさぱんや」は、代表の田中真由美氏が修行先のパン屋「ポン・デ・アスカル」の店主の高齢化に伴う閉店をきっかけに、「心からパンが好きだ」「味を引き継ぎたい」という想いからオープンした店でもある。

同氏がオープン時より大切にしてきたことは、パンを通じて「季節を感じてもらうこと」。春は「ごぼうパン」、秋は「りんごパン」など、旬の素材を活かした商品を春夏秋冬で展開してきた。

前勤務先で「世界のパン」づくりを学んできた同氏は、フランスパンやドイツのハードパンなどがある中、クリスマスを感じられるドイツ発祥のシュトレンに強いこだわりをもって作ってきたという。


「うさぱん’s シュトレン」の特徴は、“ところ狭し”と敷き詰められた、豊富な具材。シュトレンの断面を切ってみると、外側から「アイシングシュガー層」「バター層」「生地の表層(焼き目)」「生地の中層(複数スパイス)」「材料」と、マニアックな“萌え断”を見ることができる。