◆宮田さんにも“まったく同じ経験”が!
――メッセージには、どんな思いを込めたのでしょうか。
宮田:店頭でぜひおもちゃを触っていただきたいですし、お客様同士でゆずり合って遊んでいただく分にはまったく問題ないことをお伝えしたいと思いました。
私自身も2人の子どもがいて、下の子が3、4歳くらいの頃に「おもちゃ買って!」とトイザらスの床に寝そべって駄々をこねられたことがあります。最終的に根負けして小さなおもちゃを買って帰るという、投稿者の方とまったく同じような経験をしたことがあったんです(笑)。長女はまったくそういうことをしたことがなかったので、同じように育てていても子どもによって性格が全然違うんだなと痛感しました。
ですから最初に投稿された方の気持ちも分かりますし、それに対して批判的な投稿をした方も、もしかしたら、買おうとしていたおもちゃがあったのに、他のお客様がサンプルで遊んでいたために試せなかったりなど、大変な思いをされたことがあるのかもしれません。
育児をしているときは、誰もがいっぱいいっぱいで頑張っているのだと思います。そんな親御さん方に「育児おつかれさま」という応援の気持ちを込めて伝えさせていただきました。
◆店舗スタッフからは感謝の声も
――投稿に対して、どんな反響がありましたか?
宮田:他部署の人やお取引先様など、予想外にいろいろなところから「見ましたよ!」と声をかけていただきました。特に店舗のスタッフからの反響が大きく、「私たちの気持ちを代弁してくれてありがとう」と言ってもらえたことが嬉しかったです。
――店舗のスタッフさんも、同じ気持ちなんですね。
宮田:現場のスタッフはみんな子ども好きなので、「遠慮せずにおもちゃに触って遊んで、どんどんお店に来てほしい」という思いが特に強いと思います。その日はお買い物をしないということであっても、お誕生日やクリスマスなどに買っていただければと思いますので、何回でもお店に来ていただきたいです。