砥崎河原で激しく舞う、長さ3m、高さ2.5mの巨大な「ガメ」にも注目だ。およそ1300年前、妙見神(みょうけんしん)が中国から海を渡ってくる時に乗ってきたとされる亀と蛇が合体した神獣「亀蛇(きだ)」。地元の人からは「ガメ」の愛称で親しまれている亀蛇は、100キロ以上の重さがあり、担ぎ手が5人1組で息を合わせ、首を上下左右に振りながら会場を駆け回る。

幅広い年代の人が楽しめるコンテンツを用意

また、歴史を受け継ぐさまざまな催しものと、出店や屋台など親子連れでも楽しめるコンテンツも満載!



神様の乗り物とされる神馬(しんめ)や飾馬、城下町の子どもの七五三のお祝いに奉納されたとされる木馬(きんま)、花奴、籠、鉄砲、毛槍など、色鮮やかな衣装の演者を見ることができる。



八代妙見宮とその隣の宮地小学校周辺には、多くの出店や飲食の屋台が軒を連ね、幅広い年代の人が楽しめるお祭りとなっている。

本祭の機運を高める前夜祭


八代妙見祭の前夜祭にあたる「御夜」では、中心商店街となる本町アーケードに笠鉾や亀蛇などがズラリと展示されるほか、




地元の秀岳館高校の和太鼓の演奏やお茶会、沖縄の「勢理客獅子舞」や韓国の「農楽」など、翌日の本祭に向けた機運を高めるイベントが目白押しとなっている。「八代妙見祭」の詳しい情報は、下記の公式HPで確認を。

この機会に、長い歴史を誇る伝統のお祭り「八代妙見祭」についてチェックしてみては。

■八代妙見祭
日程:神幸行列・お下り/御夜11月22日(金)14:00〜20:30、神幸行列・お上り11月23日(土・祝)7:30〜17:00
行列経路:塩屋八幡宮、本町アーケード、八代駅前、八代妙見宮、砥崎河原ほか
公式HP:https://myouken.com

(ソルトピーチ)