7.善光寺(長野)
「遠くても一度は詣れ善光寺」とうたわれ、篤い信仰を集める古刹。年間約600万人もの参拝者が訪れる、一大観光スポットにもなっています。仁王門をくぐるとつづく仲見世通りでは、串ぬれおかきやそばソフトなどの食べ歩きが楽しめます。
仲見世通りの先に建つ山門は、国内に現存する最大の栩葺き(とちぶき)建造物。そして国宝に指定されている「本堂」は、木造文化財としては東日本最大の建造物で、総檜皮(ひわだ)葺きの二重屋根が特徴的です。
8.下呂温泉(岐阜)
下呂大橋を中心に飛騨川沿いに旅館や飲食店などが集まる、日本を代表する温泉郷のひとつ。平安時代の中頃にあたる天暦年間(947~957年)に発見されました。泉質はアルカリ性単純泉で、ツルツルしたなめらかな肌触りが特徴です。
温泉街には無料で利用できる足湯が8カ所もあり、散策につかれた足を癒すのにぴったり。また下呂温泉名物の河川敷にある「噴泉池」では、飛騨川のせせらぎを聞きながら足湯が楽しめます。
9.飛騨高山さんまち通り(岐阜)
飛騨高山を代表する町並みが、高山市の上一之町〜上三之町あたりをさす「さんまち」です。古い建物が立ち並ぶ美しい通りには人力車も走り、まるでタイムスリップしたかのような気分に。情緒を味わいながら、飛騨牛のにぎり寿司、肉まん、みたらし団子などの食べ歩きも楽しく、また町家を利用した雑貨店やカフェも並びます。
10.犬山城(愛知)
天文6年(1537年)に木曽川沿いの小高い山の上に建てられました。天守は現存する日本最古の様式であり、昭和10年(1935年)に国宝に指定。とくに最上階からの景色がすばらしく、美しい木曽川や犬山の街並み、御嶽山の絶景を360度パノラマで楽しむことができます。
そしてお城の見学とあわせてぜひ、城下町の散策も。レトロな城下町には、町屋を利用したカフェやショップが並びます。