急に感じる「似合わない!」回避のために日々できること
大事な洋服と急に“さようなら”しなくてはいけない。そんな現実は悲しいものですが、ある日突然来る「似合わない」から来る別れを、ある程度自分でコントロールすることはできるといいます。
「年齢による変化を加味した上で、ある程度持つ服を意識的にコントロールすると、突然訪れる違和感は避けられるかもしれません。例えば年齢による肌トーンの変化にあわせ、選ぶ素材もコットン100からコットンシルクを取り入れ、ツヤと華やかさをプラスさせるといった方法は、簡単に始められることです。 また、ベーシックな定番アイテムも毎年トレンドが変化していますので、3年に1度のペースで見直すと、違和感を避けやすくなると思います」
こうした見た目や時代の変化を加味したオシャレを楽しむためには、どうしてもファッションに対する意識の向け方が差につながるといいます。
「流行りのアイテムを買うまでしなくても、今の流行りを知っておくとか、最近のトレンドは細身なのかゆったり目なのかといった大きな流れを把握しておくだけで、持っている服やこれから選ぶ服の判断も変わっていくと思います」
年齢が上がるほど地味なものを選ぶのは、もったいない!
「合わせて、可能なら年齢と共に高品質な素材のアイテムを持つことはおすすめしたいです。宝石で例えると分かりやすいのですが、ゴテゴテした宝石って20代がつけていると違和感があるものです。でもシニア世代になると、不思議と似合っていたりします。
これと同じように、はっきりした柄や光沢のある素材の洋服などは、年齢が上がるほど似合うケースも多いです。 よく年齢が上がるほど選ぶ色味も無難なものと考え暗めをチョイスする方がいらっしゃいますが、せっかくなら白やホフホワイトといった明るめの色を多く取り入れることをおすすめします」
年齢が上がるとどうしても悩みは増えるものですが、一方で似合うものも増えるという話はなんだか希望が持てますよね。 光沢感のあるものや明るい色味だけでなく、幾何学模様やモダン柄、ジオメトリックなどのはっきりした柄などは、40代以降はかっこよく着こなせるのだそうです。 皆さんのクローゼットには、こうした新しいチャレンジ服、ありますか?