なお、同作は第1話が世帯平均視聴率6.9%(個人4.0%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とイマイチだったものの、第2話で5.4%(個人3.2%)までダウン。その後も大きな上昇は見られず、フジのブランド枠である月9としては厳しい状況といえる。

 一方、民放公式動画配信サービス・TVerでは、お気に入り数が104.4万人(8日現在)と好調。放送中の夏ドラマでは、131.9万人の『VIVANT』(TBS系)、106.4万人の『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)に次ぐ上位で、ネット視聴では健闘しているといえるだろう。

 古き良きトレンディドラマを令和に蘇らせるためか、リアリティを度外視している印象もある『真夏のシンデレラ』。今後も、視聴者の“胸キュン欲”と“ツッコミたい欲”を同時に満たしてくれそうだ。