この水卜アナの機転に、SNS上の視聴者からは「謝罪で重くなった空気を『いつものZIP』にさらっと戻した水卜ちゃん、さすがやね」「水卜ちゃんのフォローうますぎでしょ」「斉藤さんはイジりで救ってくれた水卜ちゃんにマジで感謝したほうがいいと思う」などと、水卜アナの対応を称賛する声が続出。X(旧Twitter)で「水卜ちゃん」がトレンド入りするほどの反響となった。
同番組は朝の爽やかさを全面に押し出しており、エンタメ系ニュースでもドロドロ系のネタはほどんど扱わない。そのため、不倫騒動を起こした斉藤について一部では「番組降板は不可避」との見方も出ていた。番組で謝罪したとしても批判が多ければ降板の可能性も少なからずあったと思われるが、水卜アナが神フォローでサポートしたことで視聴者からの反発がかなり和らぎ、一気に「続投」ムードに。斉藤は19日放送の自身が司会を務める『ウイニング競馬』(テレビ東京系)にも生出演しているが、どうやらダメージは最小限で抑えられそうな気配だ。妻でタレントの瀬戸サオリが報道後に「しっかり叱責し夫も反省しております」「夫の遊びは覚悟の上で結婚しました」などとして、SNSで謝罪したことも批判が和らぐ要因となっただろう。
水卜アナといえば、6月1日付の人事異動で30代の若さにして「日テレアナウンサーの実質トップ」であるアナウンス部の主任に昇進。単に人気があるだけでは、これほどのスピード出世はできるものでなく、局上層部や同僚などからの信頼が厚いと推察されてきた。今回の「神フォロー」によって、彼女が周囲から信頼される理由の一端が垣間見えたといえそうだ。