教会式マナー:⑤教会内での会話のマナー
教会は神聖な場所ですので、挙式の最中はもちろん、入退場の際にも大きな声ではしゃいだり話したりするのは控えるのがマナーです。
挙式の最中には、指輪の交換や誓いの言葉、誓いのキスなど、新郎新婦がさまざまな儀式を行います。
挙式の最中は私語を慎み、最後の退場まで、静かに挙式を見守ることが大切です◎
教会式マナー:⑥演出時のマナー
挙式後にフラワーシャワーやブーケトスなどの演出があるケースが多く見られます。
このときも、スタッフや司会などのアナウンス指示に必ず従いましょう◎
花びらを勝手にまいてしまったり、ブーケトスで対象ではないのに参加しようとしたりなど、ルールを守らないのは、マナー違反になります。
また逆に、参加しないというのもマナー違反になるので声をかけられた際には快く参加しましょう◎
様々な挙式の演出がありますが、ベールダウンは、邪悪な魔物から身を守れるように…という願いが込められていたり、フラワーシャワーの花びらには周囲を清め、幸せを妬んで結婚式へ現れるという悪魔からおふたりを守る、という意味が込められています。
他にも、新郎・新婦の繁栄を願ってお米をふりかけるライスシャワー、おふたりの幸せを願ってシャボン玉で彩りを添えるバブルシャワーなどのバリエーションもあります。
このような挙式後の演出の数々には、「新郎新婦を悪いものから守る」「幸福のお裾分けをする」といったさまざまな意味が含まれてることから、演出にはしっかりと参加して、新郎新婦の幸福を祈ってあげることが大切なんです◎
教会式マナー:⑦教会式の費用のマナー
教会式は、信者のための神聖な儀式であることを理解しておきましょう。
教会に払う費用は「献金」と呼ばれます。
街の教会で挙げる場合になりますが、街の教会はビジネスで挙式をしているわけではありませんので、挙式料は献金として用意する必要があります。
献金は自発的に献げるお金であることから、教会によっては値段設定されていないところもあるため、教会の担当者にいくら納めたら良いか確認しておくと良いでしょう◎
いくら、と明確な数字を伝えない教会もあったりしますが相場は約10万円~20万円程度なりますので参考にしてください。
含まれるのは教会使用料、牧師(新婦)や聖歌隊、オルガニストのギャランティ、キャンドル代、誓約書代、介添え代などです。
また、チャペル内の装花代やフラワーシャワーなどの演出費用は、希望によって追加料金が発生します。
他にも会場に選ぶ教会の規模や牧師・オルガニストの格といった点が金額を左右しますので、おふたりの希望を出す際に確認しておくことをおすすめします◎
計画的に予算を配分できるよう、お金をかけてもよいポイントと節約したいポイントに線引きをしておくと後々頭を悩ませることがなくなりますよ。
申し込む教会での費用にどこまでが含まれているのか、カメラマンは別手配なのかなど確認をしっかりしておくことが大切です◎
特に教会の控室でお支度ができない場合、近隣ホテルで部屋をとったり、教会までの移動を手配したりする必要があります。
細かいところまで事前にチェックしておくと当日をスムーズに迎えられます◎
まとめ
教会式は、ステンドグラスやパイプオルガンの演奏、聖歌隊の賛美歌など、日常とは違う厳かな雰囲気の中でセレモニーが行われ、また、花嫁が父とバージンロードを歩けるなど、家族のぬくもりを感じやすい、というところが魅力ですよね!
そんな素敵な場所で、挙式を挙げるため、もちろんマナーもしっかりと守りたいところです。
教会式は神聖なセレモニーであるため、マナーがとても大切です!
マナー違反とならないように、頭に入れておくようにしましょう◎
教会式で守りたいマナーについては、前もってゲストにも伝えておくことも良いかもしれません。
新郎新婦はもちろん、ゲストも儀式の意義やマナーをしっかり理解して、心に残る教会式を一緒に作り上げられると良いですね!
キリスト教式は神聖かつ厳粛なものでもありますから、ゲストもマナーをしっかりと守って、新郎新婦の門出を後押ししてあげましょう♡
ぜひ参考にしてみてくださいね!