ふとやってくるネガティブな思考回路。悪い方にばかり考えてしまう自分を、「自分は暗い」「もっとポジティブに考えなくちゃ」と責めてばかりいませんか?

ネガティブな感情と上手に付き合うことができれば、自分自身も楽になるかもしれません。fumumu取材班が、自分を追い詰めない考え方を聞いてきました。

①0か100かで判断しない

「完璧主義なところがあるので、1日の自分の行動を0か100かでしか評価できないときがあるんです。『仕事や家事をがんばっても、今日は朝寝坊したから駄目な日だ…』って、ひとつミスがあると評価が0になってしまうんです。

でも、そもそも完璧に1日を過ごすことはムリだと思って。どれだけ努力をしても、私の性格上、なにかしらのミスを自分で見つけてしまうと思うんですよね。

自分を評価せずとも満足できれば一番なんでしょうけど、それはまだ難しいので、最近は60や70の評価でも許容範囲にしようと思っています。自分のがんばりを、ひとつのミスですべて消してしまうのは悲しいですから」(20代・女性)

②無理に明るくしない

「嫌なことがあったときに、無理に明るく振舞おうとするのは逆効果だと思います。自分の気持ちを無視しているので、長期的に考えると、いつかボロが出てくると思いますよ。

無理にポジティブに変換しようとすると、ネガティブな自分を否定することに繋がるんですよね。どんなに明るい人だって、ネガティブな一面はあると思うんです。

暗い気持ちになったなら、まずはその感情を認めてあげたほうがいいと思います。『悲しかったな』『あれは嫌だったな』と自分で思えるだけで、気持ちが前向きに切り替わることもありますよ」(20代・女性)